SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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食品の放射能汚染濃度が分かるサイト

スーパーでナメコを買ってきて、裏を見ると福島県産と書いてあり、汚染は大丈夫かと心配になった。というのは、キノコは、水を沢山吸って汚染を濃縮すると言うチェルノブイリの話があったからだ。しかし、屋内栽培のナメコは、水の管理さえきちんとしていれば、汚染が濃縮する可能性は低いのだが、牛肉問題にも見られるように、管理不行き届きのところがあり、やはり心配だったので、調べてみると、地域別の食品の放射能汚染濃度を公開しているページがあり、そのページを見ると、全然心配ない汚染濃度であったため、ホッとした。心配は杞憂だった様だ。

食品の放射能検査データ:なめこの汚染濃度(この計測サイトは2012年の4月に閉鎖された)

ちなみに自分が食べたナメコの汚染濃度(二本松市
 ヨウ素131:ND(計測不能:半減期が短いだけあって、今では、ほとんど計測されない)
 セシウム134:11ベクレル/kg(基準値:500ベクレル/kg)
 セシウム137:15ベクレル/kg(基準値:500ベクレル/kg)
 
低レベルの汚染では、それほど問題にならない。自分が買ったなめこは、100gパック×3なので、0.3をかければ、自分の汚染濃度になるが、その数値は、セシウム134が3.3ベクレルセシウム137が4.5ベクレルである。汚染濃度としては、非常に低い。
 
ベクレルシーベルトに直すサイトも見つけたので、それも紹介します。

ベクレル(Bq)、シーベルト(Sv)計算・換算
http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php

それで計算すると(1日100g経口摂取として計算)
 セシウム137:0.0195マイクロシーベルト
 セシウム134:0.0209マイクロシーベルト

なので、あまり問題ない、安全だとされている年間1ミリシーベルト(内部被爆と外部被爆を合わせて)は、1000マイクロシーベルト/年であり、1日あたりの基準濃度は1000マイクロシーベルト/365日=2.73マイクロシーベルトとなり、今回の汚染濃度は合計0.0404マイクロシーベルト/日なので、問題となる濃度に対し、1/67であるので、問題ないと分かった。

注:ベクレルシーベルト計算の基準となっている係数の信頼性に問題があるとわかったので、これは安全かどうかわからない。天然の放射性物質は体外に早期に排出されるのに対して、人工の放射性物質は、体が栄養素と勘違いし、長期間、体にとどまるので同じベクレル数でも蓄積する量が違う。人工放射性物質のほうが体内で放射線を蓄積したまま出し続けるので危険である。(追記:2012.10.1)

年間1ミリシーベルトは、安全側にとった数字であり、国の20ミリシーベルト/年よりも低く、安全だとされている数値である。ただ、子供さんがいて心配な人はND(計測不能)というものを選べばいいだろう。データを見ると、福島県産のナメコでもND(計測不能)というところは沢山あるので、こういうデータを見て、食品を選ぶのが良かろうと思う。注:ND(計測不能)という数値の最低のレベルが明記されておらず、結構高い数値が最低計測レベルになっていたりするので、これも危険である。本来は計測の仕方から、計測可能な最低レベルの水準を規格化し、そのルールに従った計測が必要なのだが、しかし、国がそう言う事を全くしていないので、計測の仕方はバラバラ、最低値もバラバラ、つまり、信頼出来ない。故にできるだけ福島から遠い食品を選ぶ必要がある。私は北海道産や西日本の食品を選び、魚は食べないようにしている。さらにもっと酷いことに、産地偽装をしている業者もいて、福島産の野菜を北に持って行って、あたかもその産地の食品であるかのように偽装しているという話も聞く、これも国が、そういう偽装業者に厳しい罰則を設定していないため、やりたい放題である。このように国が全然、正しい対処をしていないので、自己防衛を徹底する以外にないのが現状だ。(追記:2012.10.1)
 
食品の放射能検査データ:野菜類(この計測サイトは2012年の4月に閉鎖された)
 
放射能は蓄積するので、基本的に年間の汚染レベルが低いほどいい。年間1000マイクロシーベルトと言うのは、その蓄積値が1000マイクロシーベルトまでならば、安全という数値、1日に換算すると2.73マイクロシーベルトである。この数字は、安全側にとった数字なので、それを超えても問題が起こるかどうかという数値である。統計上、ガンの発生率が上がると見られるのは、100ミリシーベルト/年(10万マイクロシーベルト/年)だが、それ以前に、原因不明の疾患が放射能の場合あるらしいので、1ミリシーベルトと言う基準が安全だと見る。できるだけ少ないほうがいいのだ。自然界にある放射線のレベルと大して変わらないくらいだったら、多分安全なのだと思う。注:人工放射性物質の場合、蓄積するので安全ではない。(追記:2012.10.1)ちなみに自然界の年間放射能レベルは世界平均で2.4ミリシーベルト/年、日本の平均は1.4ミリシーベルト/年(1400マイクロシーベルト/年)である。
 
 自然界の放射線レベル
 http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-41.pdf

よって、年間1ミリシーベルトは、自然界の数値よりも低く安全であろう。今日のナメコ程度であれば、全然問題ない数値だ。安全側にとった数値だが内部被曝の場合、人工の放射性物質は蓄積するので、体の中で危険なレベルに達する可能性がある。(追記:2012.10.1)こういうデータがあれば心配しなくていいのだが、そういうものがあっても、それをきちんと公開しなかったり、きちんと周知しない政府の姿勢が風評被害をもたらしていると感じた。またマスコミもそういうものを、もっと報道しないといけないのに、きちんと伝えていない。この国の政府もマスコミも両方ダメだと感じる。