SKY NOTE

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景気回復と今後のパソコン市場

アメリカの7月の非農業部門の雇用統計を見ると、失業者の減少が少なくなってきており、もしかしたら、今年中に雇用者数の減少が止まり、プラスになるかもしれない。
 
非農業部門の雇用者数は6月より24万7000人減少
 
マイナスは、マイナスなのだが、マイナスの減り方が大幅だったので、今日の為替は2円ほど円安ドル高になっている。円安は日本の輸出企業にとって業績面でプラスの影響を及ぼし、アメリカの失業者の増大が止まれば、景気回復期待から株価の押上にもなろう。既にその期待でアメリカの株価が上昇しており、サマーラリーの様相を呈している。
 
失業者の減少が止まれば、アメリカの消費も回復する事だろう。だが、昔の様に大盤振る舞いはしないだろう。だが確実に質が良くて、安いもの。コストパフォーマンスに優れたものが売れるだろう。
 
そんな中で私が個人的に注目しているがLEDバックライト搭載の液晶モニタだ。IPSやVAなどもいいと思ったが、なぜか表面にギラギラがあるので、これでは辛いと思い。ギラギラのないTNでもいいかと思い始めている。安いTNでギラギラがなく、LEDバックライトで暗くできれば、いいじゃないかと考える様になった。
 
タブレットマシンは、ChromeOS搭載機まで待つ事にしている。MacTabletも魅力だが、恐らくChromeTabletの方が遥かに安いだろう。安くて使い勝手が良ければ、それで購入される。そういう消費傾向が強まるだろう。それも大規模に。
 
つまり、薄利多売が重要になって来る。景気の回復時というのは病み上がりの様なもので、皆にキャッシュがない、だが将来の希望で消費意欲はあるから、安くて使えるものが沢山売れる事になる。そういう視点で見ると、TN+LEDバックライトの安い液晶モニタ(地デジを内蔵していれば、もっと良い)や安いChromeOS Tabletがジャストミートと言える訳だ。
 
この分析から言うと、無線LANNASを接続するスタイルが主流になって来るかもしれない。容量の少ないTabletマシンのストレージとして無線LANサーバの需要が拡大すると考えられるからだ。また、オンラインサービスも活発に利用される様になるだろう。従来の書類に代わりネットをメインに情報を管理するパラダイムシフトが起きる前夜に立っているのかもしれない。
 
情報が紙ではなくネットで共有される状況がより強くなる。そうなってくると、大量の紙の情報を電子化するニーズが生まれるだろうから、自動書類読み取り機搭載スキャナーやプリンターが良く売れるだろう。それを分類するファイリングソフトも必要になってくるはずだ。そして、それをNASにぶち込み、WIMAXなどでどこでも共有できる。そういう形になっていくと私は予想する。
 
そうすることで、どこでも本棚や書類棚が手のひらに乗る様な状況が生まれる。それはiPodが音楽に対して行った様に、新しいタブレットマシンが紙メディアに対して起こす革命なのだ。音楽の様な趣味の世界と違って、かなり実務的な面で革命が起きる事だろう。これは社会を変える要素になる。
 
紙メディアとして利用する為には、軽くてバッテリー持続時間が長い事が重要である為、プロセッサの利用効率の高いソフトが必要になって来る。そういう点でWindows 7よりもChromeOSの方が優位だと私は分析している。