自民党のいつもの手口

自分達が主導した政策で、失敗した政策の責任を野党の責任にする。これが可能なのは、市民の政策に対する曖昧な認識による混同によるところが大きい。それを助長する曖昧な御用報道も問題。

 

印象だけで認識するので、あらゆる政策を混同し、分別がない。例えば、緊急事態宣言、野党の言っている通りに補償をきちんとやれば、飲食店などが潰れずにウィルスを撲滅できるが、しかし、補償なき緊急事態宣言を主導したのは自民党であるのにも関わらず、それを混同する為、緊急事態宣言を継続するなんて野党は無責任だと考えてしまう。そもそも補償がない緊急事態宣言を強行した自民党が悪いのに、これが混同されて野党のせいになってしまう。有権者が非常にぼやけたメガネをかけて政策を混同して解釈している。そして、それを助長する御用報道にまんまと騙される。

 

政策の中身を見ず、緊急事態宣言という一つの塊で曖昧に捉えるので、そうなる。きちんと野党が問題点を指摘しているのに、そこを論理的に判断して、自民党が悪いという事にはならない。そして、そういう有権者のいい加減さに便乗する形でテレビ局が、それを助長する報道をする。