SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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御用マスコミが生む錯誤が日本を駄目にする

安倍自民党を支持して得をするのは、一部の富裕層、または、大企業でしかなく、国民の大多数はそこから外れるので、本来であれば、即、退陣が国民の利益から考えれば妥当なのですが、ここに御用マスコミが間に入る事で、その反対の結果を招いてしまっている。

この認識の錯誤(現実と観念のズレ)を生み出しているのは、権威による行為の正当化にほかならない。マスコミが嘘を言う筈がないと権威付けして解釈し続ける限り、この錯誤は続くのです。

実際には、マスコミにも嘘をつくヤツと、正直者がいるので、マスコミだからと言って嘘を言わないとは限らない。それを現実と比較して、嘘を言っているヤツを無視して、真実を言うマスコミの言う事に耳を傾ける。それが錯誤を解消し、正しい政治的選択を可能にするのです。

マスコミの嘘を見破る方法は過去を思い出してみてください。例えば、アベノミクス、マクロ経済を理解していれば、実体経済に一銭も金を流さないこの政策は失敗が最初から分かっていました。実際、経済成長率は1%台と存在しないも同然でした。それをマスコミは、あたかも景気が浮揚している様に報道した

これは、GDP成長率をみれば明らかに分かる事であり、アベノミクスは全く効果がない事は、理論的にもGDPの統計からも、最初の一年目で既に分かっていた事でしたが、マスコミは、この事実を殆ど報道せず、誤った観念を人々に植え付けました。あたかも景気浮揚しているかのようなお祭り騒ぎをしたのです。

安倍政権が統計手法を変えた事もマスコミは分かっていました。本来は、統計の一貫性を保つ為に、なるべく変えてはいけない基準を、消費税8%増税時のマイナス成長を隠匿する為に、基準を変更した事を、それほど批判もせずにアベノミクスフィーバーを続けたわけです。

政権が不正行為をした事が分かっていたのに、それを殆ど報道せず、アベノミクスで景気が浮揚しているかのようにフィーバー報道をしていたのが日本のテレビです。

日本のマスコミは不正を批判しないばかりか、政府の政策がうまくいっているかのように偽装報道すらもやっていたのです。事実と違う事を大騒ぎをして観念的に正当化しようとするのが連中の手法です。しかし、中身のない空騒ぎなので、時期が来れば、実態が浮き彫りになり、実際はダメでしたって事になる

そして、自分たちが始めた祭りを、自分達で批判して、終わらせるのです。つまり、自作自演です。自分達が明らかに嘘を言っていたのに、まるで他人事のように、それを後になって批判する事で、あたかも自分達が嘘を言っていなかったように偽装する。それが彼らの手口なのです。

これを繰り返す事で、今までテレビは信用を保ってきたのです。これは、私たちの忘却を利用した信用の維持の仕方です。当然、有権者が過去の事を覚えていれば、テレビは信用ならない事が分かります。政権と結託して悪政に加担している事も分かる。

それが全体の一部である限り、彼らは信用され続け、嘘をつき続ける事が出来るのです。大事なのは、有権者が過去を記録し、共有する事で、彼らの虚構を白日の下に曝し、大多数の人が、この連中を信用しなくなれば、現実と観念のズレはなくなり、正しい政治選択が出来るようになるのです。