SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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知識教育では民主主義は機能しない

大学はエリートを育てる場所なので、当然、民主主義の基本はマスターして欲しい所だが、まるでマスターしていない知人を見てがく然とした。彼は民主主義のみの字も完全に理解していない言動をしていたので、これはマズいと思った。大学が本来の機能を果たしていない。

 

大学は元々、エリートを育てる場所。その為にある。民主主義では、国民主権という。あれは、国民に主権があるという意味、そして、主権と言うのは、王権に匹敵する人事裁量権がある事。つまり、民主主義の元では、全ての民が、指導的な権限を持っている。その権限を正しく運用する知識や教養を身に付け、社会を指導して行く人材を育てる場所が大学。だから、大学進学率が90%でもいいんだ。それに匹敵する指導的権限を民主主義という制度で与えられているから。そういう意味で、民主主義国みんしゅしゅぎこくに生まれた時点で、選ばれた人(エリート)と言えるかもしれない。しかし、その民主主義の意味を日本の殆どの民が分かっていないというのが実状。

 

意味が分かっていると、そこで生じる義務や責任が分かり、その重要性も分かる。しかし、意味が分かっていないと、それが分からない。知識教育では、データは頭の中にインプットされているが、その意味まではインプットされていない。その結果、義務や責任を全く理解しない猫に小判状態になる。意味が分かっていないので、選挙権の重要性や、それを運用する人間に求められる最低限の能力までも分からないし、それがないと、社会が正しく機能しないと言う事も分からない。何かうえの人間が何とかしてくれる程度にしか考えられない。逆に意味が分かっていると、その重要性が分かり、国全体の事を慎重に考えたり、その権限を放棄したりしなくなる。よって、全ての人が民主主義をマスターしなければいけないのだが、実際には、それが出来ていない。なぜなら、データが構造を伴った意味にまで昇華していないからだ。

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知識と教養の違い

だから、民主主義の仕組みをきちんと説明しないといけない。だが、多くの人は仕事で疲れているので、そんな小難こむずかしい長い文書を読むのは、イヤだと思っている。しかし、読むのはつらくても、数分の話を聞く程度ならばできるだろう。そういうわけで、自分はコンピューターの自動読み上げ機能を使ったJavaScriptを開発した。それがこのブログの下の真ん中にあるSpeechボタンがある意味なのです。民主主義の仕組みを解説するのには図解も必要なので、読み上げている文書の内容と連動して自動スクロールし、図解をきちんと表示するように設計しました。つまり、データをその構造を伴った意味まで理解するのに必要な最低限のインフラとして、自動読み上げと自動スクロールは必要であろうと言う事なのです。これから、当ブログでは民主主義を解説して行きます。私が理解できる程度の内容なので、ほぼ誰にでも理解できます。ただ、今までは、長文になってしまうため、解説しても読まれないであろうと思って書かなかっただけなのです。しかし、自動読み上げで読み上げられる5分以内に収まる文章内で民主主義を解説する事は可能なので、システムが完成した今、まんを持して、これをやるぞ!という事なのです。皆さんの人権や命、人生の為にも、民主主義は理解しておいて欲しい知識であり教養なので、是非、マスターしておいて損はないと思います。5分で解説できます。ただ、それを書くのはイラストも含めて多少時間がかかるので、その解説は次回以降の、このブログで解説します。それが出来たらツィッターで拡散します。自分はそうする事で民主主義を機能させようと考えています。

 

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