SKY NOTE

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「関係ない」から始まる独裁

人は痛みが自分に振りかかってきた時にやっと、その問題がわかる。しかし、民主主義において、そういう事態が起きてしまった段階で、もはや手遅れである事は歴史が証明している。そこでヒトラー政権のドイツにいたマルティン・ニーメラー氏の詩を紹介したい。

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

この詩から分かるのは、自分の身に振りかかってきた時には、まるで末期ガンのような状態になっていて、修復不能になっている。自分が攻撃されて、やっと腰を上げようとしたのだが、その時は、誰も自分と一緒に戦ってくれる人間はいなくなってした。何事も「関係ない」と他人事でいることが、民主主義を維持する上で、いかに間違った考え方であるかが分かる。民主主義と言うのは、三銃士の言葉にあるように「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」が大事なのである。そうでなければ、独裁政権につけ入る隙を与えてしまい、ヒトラー政権のように戦争をされて、途端の苦しみにもだえる事になるのである。残念ながら2012年12月に安倍政権と言う独裁色の強い政権が生まれてしまい、日本国民は、その間違いを修正できずにいる。

未だに他人事な人は多い、なぜなら、マスコミがそれほど騒いでいないから、まだ大丈夫だと思っている人は沢山いるが、安倍政権が可決した法律の条文を読むと、かなり危険な内容が含まれている。まだ可決はしていない自民党改憲案を見ると、この政権が何をしたいのかよくわかる。言論を統制し、国民から主権を奪い、政治家が憲法に従うのではなく、憲法に国民が従うという内容の改憲案を見れば、この政権が民衆すべての敵である事が分かる。

 自民党憲法草案の条文解説
 http://satlaws.web.fc2.com/0140.html

そういう自民党に票を入れるのは、焼肉屋を支持する豚というほかない。