SKY NOTE

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熊本大地震の中、売国条約であるTPPの審議をする安倍政権

以前の日本政府ならば、絶対しなかった事を現在の安倍政権はしている。昔の日本政府であれば、これほど大きな地震であれば、首相が作業服を着て現地を視察し、陣頭指揮をとるか、市民の要望を聞いたり、励ましたり、そういう事をするのが普通だった。しかし、あろうことか、TPPを審議すると言う全く明後日の事をやる政権が安倍政権だ。

NHKの太鼓持ちが11時の番組で災害も景気対策もどっちも大事とヨイショしているのを聞いて「落ちる所まで落ちたなNHK」と思うと同時に、男のアナウンサーのメガネの顔がにこやかで怖くないのに、なぜか怖く見えた。政権におべっかを使うマスコミの姿は痛々しくもあり、危険な兆候を感じる。

TPPが景気対策だと報道されているけど、中身をみると全く逆であり、景気が悪化する。地震で自国民が苦しんでいる時、自国の経済を多国籍企業に売り渡す条約を推進するという。何をするにも安倍政権は、国民にマイナスの事しかしない。原発は止めない、激甚災害指定は遅い上に、TPP条約の批准法案の審議などと他の事をやってる。そして、そういう酷い事やっても、マスコミが、これは酷い事なんだと報道しないから、安倍政権はしっかりやってるんだと、国民にマイナスの事しかしていないのに、プラスであるかのように報道される。明後日の事をやっていてもNHKのアナウンサーが「どっちも大事」などと毒にも薬にもならないようなコメントでお茶を濁す。

古舘氏も、岸井氏もいなくなり、邪魔な人間がいなくなって、わが世の春を謳歌している安倍政権を見ていると、空恐ろしくなる。熊本の人が「国に捨てられた気がする」というのは、おにぎりを手にする為に長蛇の列を並んでいる姿を見て、物資の不足が深刻で、夜は寒くて、そして、夜になる度に大きめの地震が来て、ぐらぐら揺れるので不安になっているのに、国は殆ど何もしていないからなんだと思う。自衛隊が動いてはいるが、初動の規模が小さくて、積極的とは言えなかった。あとになって規模が大きくなったけれども。まだまだ状況は好転はしていない。恐らく、激甚災害指定がされていないので、地方自治体の限られた予算内での支援に留まっているのだろう。

どんなに捨てられても、選挙を棄権したり、重要な事を報道せず、政権の太鼓持ち程度のマスコミの言いなりになって自民党に票を入れ続ける限り、こういう状況は続くのだが、選挙では自民党が勝ってしまう。やっと、野党が連携し、勝てる体制が整ってきたので、この最悪の状況を7月の選挙でひっくり返したい所だ。どうか稼働中の川内原発地震が直撃する事がないようにと願いつつ、この狂った政権を早く終わらせたい。そうする事が、結果として復興がスムーズに行く事だろう。今の政権では、それは望めない。