SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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アメリカのダークサイドが日本を苦しめる。

2011年以降、エネルギー問題、食糧問題、経済問題、それぞれの課題について、考えたり調べるなどして、経済回復に必要な事、エネルギー、食糧自給に必要な事は、大体、把握した。解決する方法はあるが、エネルギー問題は、核利権との衝突で前に進まない、食糧問題は、TPPによるアメリカの対日要求がネックで前に進まない、経済回復はアメリカが日本が再び経済大国になってもらっては困るらしい。

食料もエネルギーも経済も、アメリカの日本抑止政策、支配政策が日本にとってのボトルネックといえる。つまり、日本の様々な問題の根底には、アメリカがいる。しかし、そのアメリカも全体のごく一部の富裕層や大企業に牛耳られており、アメリカという国というよりも、アメリカ国内にいるそういう富裕層や大企業の論理が日本を苦しめている。

よって、アメリカという国とアメリカ国内にいる富裕層や大企業を切り離して考える必要がある。そうやって切り離してみた上で、富裕層への増税を旗印に大統領選を戦っているサンダース候補の躍進は注目に値する。つまり、アメリカのダークサイドが富裕層や大企業だとすると、ライトサイドがサンダース候補のような存在である。もし、サンダース候補が大統領になると、日本を苦しめているアメリカのダークサイドを抑え込み、結果として、日本経済の回復とエネルギー、食糧自給が進むかもしれない。

例えば、サンダース候補はTPPを否定している。TPPを否定した上で国内の農業改革をして、減反政策をやめて食料自給目標を掲げて、外国に食料を依存しない国造りや、アメリカとの核利権の問題を回避できれば、原発を全停止して、再生可能エネルギーへ軸足を移す事が出来る。経済回復も基本的には、輸出ではなく、国内の格差を是正する事に注力すれば、需要と供給のアンバランスによって萎縮していたGDPを回復させる事が出来る。恐らく10年後にGDP600兆円に出来、非正規をなくせるだろう。日本の景気は回復し、危険な原発はなくなり、エネルギーは自然エネルギーで自給でき、食料も外国から買わなくていい、そうなれば、為替の影響を受ける事もない。安定した経済が樹立できる。

全ての面で安心と安全、安定を実現する事が20年もあれば可能だろう。その出発点となるのがアメリカのダークサイドである富裕層や大企業がアメリカ国内での政治闘争において敗北する事にある。アメリカ人は新自由主義に日本人以上に苦しめられている。日本の10倍以上の目が飛び出るくらい高い医療費を払わされ、実質15%以上の高い失業率で苦しんでいる。そういう苦しみの中でサンダース候補のような人間が出てきたら、ワラをもつかむ気持ちで支持する筈だ。実際、そういう勢力が勝ち始めているのだ。というわけで、自分はサンダース候補が勝って欲しいと願っている。