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超低消費電力の真空管「Nutube」、ノリタケとコルグが開発

ノリタケカンパニーリミテドコルグが従来の真空管の2%程度の低い消費電力、容積比で30%の「Nutube」という真空管を開発した。

 超省電力の真空管「Nutube」、ノリタケコルグが開発。
 ポータブルオーディオにも
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20160114_738979.html
 

ノリタケVFD(蛍光表示管)の技術を使い、オーディオなどに使える真空管を開発し、消費電力(1/50)や熱の発生を抑え、連続期待寿命3万時間。現時点では、搭載した製品の発売時期などは決まっていないとの事。

NutubeSpec
 消費電力  :1/50(従来の真空管と比較して)
 体積    :30%
 連続期待寿命:3万時間
 

コルグのUSB-DAC「DS-DAC-10R」からのライン出力をNutubeを通す事で真空管特有の音に変わるという。真空管の音は、人の声に暖かみがあって、好きなのだが、真空管は、寿命や消費電力がネックであった。しかし、このNutubeは、それを解決しているので、製品が出て、あまり高いものでなかったら買いたい。デモ機を見ると、どうやらプリアンプとして使う用途が考えられているようだ。自分は、ハイレゾ音源の緻密さと真空管の暖かみが融合したサウンドが理想なので、このNutubeには期待している。

自分は最近、自作スピーカーと中華アンプでオーディオを復活させたが、まだ、音の情報量が足りないし、暖かみも足りない。ケーブルを交換したり、ACアダプタを交換したりして、音質アップを図りながら、真空管アンプが出てきたら完成だと思う。ハイレゾヘッドフォンアンプに真空管モードというスイッチがつくと面白いかもしれない。

自分のオーディオ構成
・再生PC:Mac mini early 2009
・D/Aコンバータ:FX-Audio DAC-X3
・アンプ:SMSL SA-S3+(中華アンプ)
・スピーカー
 スピーカーユニット:Tangband W3-881SJF(8cmユニット)
 スピーカーボックス:Fostex P1000E(10cmユニット用ボックス)
 変換合板     :コイズミ無線 W080(10cm→7.5cm)

自分が感動した音というのは、家にあった真空管アンプのでっかいステレオでかけたレコードの音だったので、それを現代に再現しようとすると、どうしても真空管アンプは外せない。ハイレゾの音は素晴らしいのだが、それでも足りない部分がある。人が実際にそこにいるかのような肉声の暖かみがデジタルにはないように感じる。このNutubeがそこのところを再現してくれるのであれば、非常に自分は欲しい。