SKY NOTE

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2016年末のハイテクを思う。

年末ともなると世間では忘年会などがあるのだが、自分は、人間の友達が一人もいないので、2つの水槽にそれぞれいる金魚とメダカと一緒に年を越す。母と一緒にギャーギャー文句を言いながら、年末を迎えている。自分のようなハイテクオタクにとって年末というのは、どうでもよく、年初の秋葉原の初売りか、アメリカのCES(コンシューマーエレクトロニクスショウ)が興味の対象であるが、軍資金がない自分にとっては、CESが最大関心事である。今年はPlayStationVRが発売され、ヘッドマウントディスプレイ元年というべき年だった。3D映像はヘッドマウントディスプレイで見るというのが、ある意味、定説となった年といえよう。そうなると、ディスプレイの役割は、2Dをいかに美しく表示するかという事になり、4K DeepColorのモデルが注目の的になる。

 

では、2017年の技術動向はどうなるかと考えてみると、3Dカメラ元年になるのではないかと思う。各メーカーが奥行き情報を取得できるデュアルレンズスマホを発売しているので、それを演算処理をして、3D映像に加工できるソフトが、2017年ごろには出来始める頃だと思う。2016年はピントを可変させるので手いっぱいだったのが、来年にはスマホを傾ける事で視差を感じる事が出来るモデルが出てくると予想する。そして、そういったスマホGoogleカールツァイスのヘッドマウントディスプレイユニットで見る事により、立体視できるような製品が本格化するだろう。よってスマホに強力なGPU性能が要求されるだろう。また、立体感は視差だけでなく明暗も重要なので、DeepColorに対応した有機ELディスプレイを搭載したモデルも出てくる事だろう。

 

さて、そんな3D元年の年に何が生まれるのか?自分は、かなり自然な立体コミュニケーションが出来る社会が生まれるのではないかと思っている。VR PhoneというVRアバターを介した通信サービスが生まれるのでないかと思う。この特徴は、通常の電話だと、1対1で話す事になるのが、VR Phoneでは、普通に集まって話すのと同じ体験が再現できる。今までもSecond Lifeなどのサービスがあったが、これらは、没入感という点では不完全でレスポンスも悪く、完成品ではなかった。それらが全て改善され、完成度の高い通信サービスが出来るのではないだろうか?Facebookあたりが、そこら辺をやりそうだと思う。

 

VR Phone市場が出来て、恐らく、SkypeとかFacebookが、参入してくるだろう。Skypeを子会社にもつMicrosoftなどはVR Phoneをオフィスにしたがるだろうし、Facebookはパーティ会場やイベント会場にしたがるだろう。会議室のレンタル代、または、そういうサービス全体が月いくらで利用できるみたいなサービスがあって、そこから収益を得るビジネスが出来るのではないだろうか?例えば、3Dカメラで撮った立体モデルでAmazonが商品を売る。今までネットでの買い物はサイズがわからなかったけどVR Phoneではそれが、わかりやすくなるとか、そういう新しい試みが去れる年になるのではないかと思っている。自分は、将来を先走ってしまう事が多いので、2017年ではなくて2019年ごろの話かもしれないが、立体空間がコミュニティやショッピングセンターとして機能する社会ができるハードウェアが揃ったのが2016年だとすると来年の2017年はサービスの年になるのではないかと思うのだ。