実は、昨日(11月21日)の時点で11月29日あたりに大きめの地震が起きると前兆地震パターンから予測していた。それをブログに書こうとした矢先に地震が起きたので、遅かったと思った。ニュージーランドで大きな地震が起きると、その2〜3週間後に日本で大きな地震が起きるパターンがある。(2~3週間と書いたが、今回の地震で最短で9日で地震が起きる事が分かった。今までのデータだと9~15日位して地震が起きる)
日本気象協会 tenki.jp
2011年 東日本大震災
ニュージーランド 2011年2月22日 M6.1
日本 岐阜県 2011年2月27日 M5.4(ニュージーランドの地震から5日)
三陸沖 2011年3月9日 M7.2(ニュージーランドの地震から15日)
三陸沖 2011年3月11日 M9.0(ニュージーランドの地震から17日)
ニュージーランド 2016年11月13日 M7.3
日本 和歌山県 2016年11月19日 M5.4(ニュージーランドの地震から6日)
福島県沖 2016年11月22日 M7.4(ニュージーランドの地震から9日)
福島県沖 ???
地震が起きる経路は大体、ニュージーランド→日本の鳥島や小笠原→関東、東北、九州という順にドミノ倒しのように決まった順番で地震が起きる。まるで津波のように放射状に地震が起きるのだ。熊本地震の時もそうだった。
(バヌアツは、ニュージーランドの北、オーストラリアの北東にある。大体、この地域の地震と日本の地震が連動している)
ニュージーランドとバヌアツの位置(赤字の所がバヌアツ、その下のキュウリみたいなのがニュージーランド)
2016年 熊本地震
バヌアツ諸島 2016年4月3日 M6.9
日本 熊本地震 2016年4月14日 M6.5(バヌアツの地震から11日)
日本 熊本地震 2016年4月16日 M7.3(バヌアツの地震から12日)
海外の大規模地震の確認方法(Tenki.jp:日本気象協会)
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/
このページの下段を見れば、海外の大規模地震が表示されている。
今回もニュージーランドで地震が起きた。それもM7.3と大きい上に、その後の地震発生パターンも東日本大震災の時と類似していたので、もしかしたら、またあの地域で大きな地震が起きるかもしれないと考え始めたのが昨日だった。以下のようなツィートをした翌日の朝、地震が起きた。
2011年
— gero - I am not ABE. (@garirou) 2016年11月21日
ニュージーランド 2011年2月22日 M6.1
日本
岐阜県 2月27日 M5.4
三陸沖 3月9日 M7.2
三陸沖 3月11日 M9.0
2016年
ニュージーランド 11月13日 M7.3
日本 和歌山県 11月19日 M5.4
パターンが似ている。
11月29日の予想よりも早かったなと思いながら最大震度を見て、震度5弱と、それほど大きくない事にホッとして、福島第一原発はどうかと見たが、冷温停止状態の核燃料の冷却が止まっているだけで、容器から放射性物質漏れるなどの危険な状態ではなく、問題はなさそうだった。
次に注意するべきは、この福島県沖の地震が前震である可能性だ。東日本大震災の時は、3月9日に三陸沖でM7.2が起き、その二日後の3月11日にM9の巨大地震が起きて、大被害をもたらした。今回もそうならないとは限らない。東日本大震災の時は3月9日のM7.2の地震が起きた後にM3~4程度の群発地震が何十回も弱まる事なく続き、3月11日になって東日本大震災が起きた。逆に鳥取地震の時は、群発地震が起きたものの徐々に地震が弱まっていき、大きな地震が起きる事なく終息した。(どうやら、群発地震は地震の残ったエネルギーを示すもののようだ)今回の福島県沖の地震は、現時点では弱まる事なく群発地震が続いており、このパターンから考えると東日本大震災の時と似ている事からより大きな地震が再び起こる可能性がある。だから、今日のM7.4は、前震の可能性があり、数日以内に本震が来る可能性がある事を念頭に、備えておくべきだと自分は思う。
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