SKY NOTE

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VRが出てきても面白くない…

ヘッドマウントディスプレイによる3DVRが出てきたのに、全然、面白いと思わない。ハードが出来ていても、コンテンツにアイディアがないんだな。やりたいと思えるコンテンツがない。従来の3D Graphicの延長線上の作品ばかりで、脳細胞が死んでいるのかと思ってしまった。

 

3次元空間を自由に表現できる最高の表現形式が手に入ったのに、アイディアが貧困なので面白そうに感じない。例えばRPGだったら、縦方向の表現が出来るようになるわけだから、主人公が水の中に入ると、水の中に洞窟が或ったりとか、翼竜の巣のあるところ行ったら、引っつかまれて、空まで引き上げられてしまうとか出来てしまう。優れたAIモーションプログラムが必要なので、技術的ハードルが高くて出来ないのならば、もうちょっと簡単なものとして、水槽の中の金魚と戯れるゲームとか、ARで部屋の中に架空の生物をペットとして飼えるとか、色々ある筈なのに、それがない。挑戦がないんだよね。だから、面白くない。

 

Dreamcastの時にPSOが出た時にはワクワクしたし、スペースチャンネル5は当時は意味がよくわからなかったけど、今ならば、ゲームにミュージカルの要素を加えた先進的なゲームだったって事は分かる。それらは全て、新しい時代への挑戦だった。3Dが表現できる事で、PSOのように3D空間で戦うゲームやスペースチャンネル5のように踊りを表現できるようになったので、ミュージカルをゲームに取り入れるという挑戦があった。

 

しかして、現在の3DVR、ハッキリ言って最高の表現媒体が出来た。完全なちらつきの無い視差のある3D、しかも360度見回せる完全な空間、今までに無い表現がいくらでも出来る。しかし、従来から或る3Dゲームの延長線上に或る挑戦の無いゲーム、ガッカリである。発想が保守的過ぎる。昔のセガのように挑戦してくるメーカーがいなくなったのが辛い。