SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

iPhone7で写真が革新される?!

今日、日本時間、9月7日26時、iPhone 7が発表される。もう既に、数々のリーク情報からどんなスペックのiPhoneになるかと言う事はわかっていると思うので、それがどんなモノかと言う事を自分持っている情報と知識から読み解いていきたいと思う。

 

1.iPhone 7でJPEGが変わる。

Appleには新しい技術を一番最初に採用し、普及させる習慣がある。iMacが登場した時には、USBをiBookの時には無線LANを普及させた。iPhone 7では、それはJPEGになりそうだ。その規格とは、JPEG XTとJPEG PLENOである。JPEGの後継規格は、過去にも何度も失敗してきた。だが、JPEG XTの他の失敗した規格と違うのは、後方互換性がある事である。従来のデコーダーでもJPEG XTファイルが見れるのだ。だから、JPEGからスムーズに移行でき、古いブラウザでは今まで通りJPEG画像として見え、新しいブラウザでは、ハイダイナミックレンジな画像であったり、透明度がサポートされていたりする。

 

 JPEGの次世代規格について

 http://skymouse.hatenablog.com/entry/20150712/1436709845

 

JPEG XT

 HDR 明暗8bit(256階調)→10bit(1024階調)

 サンプル精度向上(より正確な画像)

 透明度(PNGやGIFのように切り抜きが出)

 可逆圧縮ロスレス圧縮)

 

HDRのいいところは、より高画質になる事と、写真の露出の失敗が、撮影後の画質調整でカバーできる範囲が広がる事である。普通、黒潰れ、白トビなどを起こすと、補正しても、そこの情報は全くなかったりするが、1024階調と4倍の階調が記録できるので、画質補正をかけると飛んでいた部分が再現できるようになる。というわけで露出の失敗が減らせる。iPhone7だけでなくiOSのアップデートでも、恐らく同様の効果があるだろう。その効果が特に現れる二眼レンズを採用すると言われるiPhone7 plusである。Appleの二眼レンズのカメラは、Linx社を買収した時の技術と見られる。

 AppleのLinx社買収について

 http://skymouse.hatenablog.com/entry/20150422/1429681383

2眼レンズのHDR画像

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写真を見ると、Appleが買収したLinx社のセンサーの写真は、金色のロゴが他のセンサーと違って輝いて見え、暗い所でもノイズが少なく、明るく色鮮やかにシャープに撮影できている事が分かる。

 

2.iPhone 7 Plusで写真が立体に!?

このセンサーは、焦点距離の違うレンズを二つ以上使う事で、フォーカス、感度、ダイナミックレンジなどが大幅に改善するというもので、サンプルを見れば、その凄さが分かる。さらに、この2眼レンズセンサーは、立体写真も可能とするのだ。これは、どういう原理かと言うと、焦点距離の違う2つ以上のレンズで撮影した画像を比較することで、奥行き情報を抽出するのだ。

 

光場の記録原理

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焦点距離の違う2つ以上のレンズから得た画像データから光がどの方向から来ているか記録する。この情報から、奥行き情報を引き出していったのが、以下の画像

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これを見ると、従来の立体画像センサーよりも遥かに高解像度で、高精度な奥行き情報が得られているのが分かる。JPEG PLENOは、この光の方向を把握する光場を記録する標準フォーマットであり、立体写真が撮れるのだ。でも、iPhone7 Plusのセンサーで立体写真が撮れると言っても、iPhone 7はディスプレイは3Dディスプレイではないので見れないと思うかもしれない。しかし、それについては、ディスプレイを傾けた時に、その方向の映像が見える技術が既にAmazonスマホで実現されている。Dynamic perspectiveという技術だ。

動画を見れば、見る角度によって、写真の見え方が違ってくる事が分かると思う。このセンサーから得られるデータからレンダリング処理すれば、立体写真が得られると言うわけである。そして、それを記録するフォーマットがJPEG PLENOというわけだ。そして、スマホを傾けてみれば、立体写真を見れるというワケ。

 

JPEG PLENO

・光場の記録(光がどの方向から来るか記録できる)

・点群の記録(三次元の点の集合体を記録できる)

       f:id:skymouse:20150712231604p:image:W360

・ホログラム記録

 

 

光場が記録できると、フォーカスを後で調整できるようになる。写真を撮った時にフォーカスが合ってなくて、ガッカリした経験がある人も多いと思う。それを後で修正できてしまうのだ。同じように光場を記録できるLytroのデモ映像を見てみると、それがどういうものか分かる。

フォーカスを合わせたい所をクリックすると、そこにフォーカスが合う事が分かる。これでピンボケの写真ともおさらばと言うわけだ。

 

まとめ

このように、Appleが買収したセンサー技術によって、露出やフォーカスを後で調整できる写真が撮れたり、立体写真が撮れたりする可能性がある事がわかってもらえると思う。それらがJPEGの次世代規格で記録され、iPhoneを通して普及する可能性について考えてみると、なかなか面白い未来が生じる事を感じてもらえると思う。従来の写真が過去の写真になってしまうほどのインパクトがあると思う。というわけで、iPhone 7でJPEGが変わるかも?と言う記事でした。

 

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