読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

2016 都知事選におけるミスリード報道

社会

2016年7月31日、東京都知事選挙が行われました。そこで、この選挙でどのように選挙報道がされ、それを見て有権者が勘違いし、誤った選択をしたのか、解説したいと思います。まず、小池氏と鳥越氏の政策の比較をしたいと思います。増田氏については、小池氏とあまり違いがないので割愛します。

f:id:skymouse:20160802223449g:plain

 

基本的に小池氏は、自民党と同じで原発、カジノ、大規模公共工事を否定しておらず、待機児童問題でも自民党政権と同様に既存施設に詰め込み、施設の拡充は、廃校などを利用し、保育士への待遇改善は実質的になしと言う構成でした。この自民党と何ら変わらない政策を掲げる小池氏をメディアは、自民党と敵対する悲劇のヒロインとして報道しました。全く同じような政策を掲げているのにもかかわらずです。

 

小池氏の政策では、大規模公共工事を否定していないので、300億円以上する待機児童問題への財源確保はできない。故に待機児童問題は、詰め込み保育でお茶を濁す事しか出来ない上に保育士の待遇改善は予算がないので出来ず、よって保育士の増員も出来ない、施設整備も廃校を利用するなどチープなものしか出来ない。しかし、そのチープな対策を、テレビは素晴らしい節約型の対策だともてはやしました。小池氏の政策では、人員の増員も出来ず、ただの詰め込み、施設も古いものを再利用するだけというチープで杜撰なプランでしかないのにもかかわらずです。もっというと人員を増員せず、施設を拡充するので、保育士1人あたりの児童の数が増えて、保育士さんの仕事が、より過酷となり、保育士を辞める人が出てくる事が予想される事、それによって、さらに仕事が過酷になり、児童に目が行き届かなくなり、保育事故が起きやすくなる事が予想されます。しかし、そういう問題点をメディアは報道しませんでした。

 

保育士さんが増えないのは、保育士の資格がある人は沢山いても、給与が悪く、仕事が大変であるため、保育士になる人がいないわけで、人員を増やすには、給与アップと保育士一人あたりの児童数を抑制する事が不可欠です。そうする事によって安全に保育環境を拡充する事が出来るのですが、小池氏は、この全てについて逆で、待遇を改善しないので人員は増やせない、よって仕事はより過酷になるというもので、保育士さんは増えるどころか減る可能性が高い、その結果保育の質は下がると言う杜撰この上ないプランなわけです。

 

小池氏と正反対に鳥越氏は、大規模公共工事から予算を組み替える事を宣言し、そこで浮いた予算で、300億円程度の待機児童問題を設備拡充と保育士の待遇改善の伴った堅実なプランをだしていました。これならば、保育士の待遇改善で、人員の増員も出来るので、安全に児童を預かる事が出来、施設も充分な予算を確保し、新しいものが拡充されるという現実的なプランでした。しかし、この小池氏よりも遥かに堅実で優れたプランである待機児童対策をマスコミは、報道せず、もっぱら、小池氏のチープで杜撰なプランを、まるで実用的で素晴らしいコストパフォーマンスの高い政策であるかのようにマスコミは世間に吹聴したのです。このように、政策のミスリードを招く極めて悪質な報道がされた結果、有権者の多くは、報道機関の流す印象だけで、内容を精査すれば、杜撰この上ない、どうしようもないプランを素晴らしいプランだと勘違いして小池百合子氏に投票してしまったのです。

 

有権者の誤った選択の多くが、テレビメディアの世論誘導にあったのは、疑いようもありません。よって、小池氏の杜撰な待機児童対策が実施されて児童の保育事故が以前より増え、子供が亡くなる事態となったら、その責任の一端は、このようなミスリード報道をした報道機関にもあると言えるでしょう。なにせ小池氏の政策の問題点は指摘せず、BGMで印象を操作し、対立候補の堅実な政策を公平に報道しなかったのですから、この事から、いかに酷い報道がされたのかが分かると思います。、今後、こういった報道をするテレビ局などは、疑ってかかる事が大切だと考えられます。日本人は諸外国と比べてマスコミを信じすぎる傾向があります。他の国では疑ってかかるのに、日本人は7割近くの人がマスメディアを信じると言う鵜呑み体質です。しかし、このような鵜呑み体質をこのまま続けていて良いのでしょうか?私はもっと報道機関を疑うべきだと思うのです。なぜなら、私達の未来や子供達が、このようなミスリード報道の犠牲になってしまうかもしれないからです。

 

広告を非表示にする