SKY NOTE

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Apple、ThunderboltディスプレイにGPU搭載か?

6月13日(日本時間14日)Appleが5KモニタにGPUを搭載するかもという噂があるらしい。液晶パネルはsRGBより25%広い放送用規格「DCI P3」に対応するとの噂

恐らく、これは本当だろう。先頃開催されたCmputex Taipeiで、外付けGPUを各社が発表している。Appleがモニタに内蔵してもおかしくない。接続はThunderbolt 3(40GB/s)を使う。現在、これを搭載しているMacはないが、新しいMacBookProにThunderbolt 3が搭載されてくるのは、ほぼ確実と見られる。Thunderbolt 3の端子形状はUSB Type CでUSBと共通なのでUSBとしても使える。

GPUを搭載して何のメリットがあるのかと言うと、モバイル機器の用途では、小さな画面を使う事もありGPUにそれほど大きな負荷は必要ではないため、非力なGPUでも十分だが、5Kディスプレイともなると、そうでもない。強力なGPUを搭載しないと解像度に見合った映像を表示する事は出来ない。でも、それをノートやタブレットなどに搭載するのは、消費電力やコストの点でデメリットが多い、であればモニタに搭載した方が合理的と言う事になる。ある意味、モニタの方に強力なGPUがひとつあれば、それぞれの機器にハイスペックなGPUを搭載する必要がなくなり低コストで高品位な3D映像が楽しめるといえる。

 

こうなると、このGPU搭載モニタを購入して、次に買うマックはMacBookになるのかもしれない。USB Type Cは、ディジーチェーン(数珠つなぎ)ができるので、発表される5Kディスプレイには、USB機器を接続するコネクタもついている筈だ。つまり、このモニタに接続した瞬間に周辺機器やセカンドHDもマウントされて、ほとんどディスクトップのようようになるだろう。恐らくAppleが発売する5Kディスプレイには、USBハブ機能もついてくるだろう。もしかしたら、USB-Ethernetアダプタもついてくるかもしれない。あと、USB Type Cには100Wまでの電源規格もあるので、MacBookを接続した瞬間に充電も開始されるだろう。

 

そういう意味で、ノートやタブレットがあればよく、ディスクトップパソコンは、いらなくなるかもしれない。iPadMacBook、AppleTVに5K GPU内蔵ディスプレイという構成で、十分なのかもしれない。ただ、GPUが内蔵されてしまうと、GPUが陳腐化した時、モニタごと買い直さないといけないと言うのネックになる。できれば、GPUだけ交換できるように設計してほしいが、Appleは、そういう拡張機能は許さないような気がする。しかし、モニタにGPUが搭載されると、様々なメリットが生じるので面白い。6月13日のWWDC 2016が楽しみだ。