長時間の作業を短時間で済ます「ポモドーロテクニック」というものがあるということで、記事を読んでみた。
長時間作業を短時間で済ませるために有効的な「ポモドーロ・テクニック」
http://gigazine.net/news/20151119-pomodoro-technique/
ポモドーロテクニックは、大きなタスクを25分単位で分割し、5分位の休憩を挟み、短時間で集中して作業をこなすという方法
ポモドーロテクニックの構成
1セット(これを繰り返す)
・25分の作業(マルチタスクをせず一つのタスクを集中して実践)
・メール・スマートフォン・ネットサーフィンなどありとあらゆる要素を排除
・スマートフォンは機内モードに
・5分の休憩(キッチンタイマーなどがあると良い)
記事の中では、これを実際にやったWinfieldさんの失敗例や成功事例を見て、成功させる為の気をつけるべき要素をまあ止め見た。
Winfieldさんの今までの仕事量:週60〜100時間/週
1.自分のコンデションに合わせてポモドーロ量を調整する。
- Winfieldさんは1日16ポモドーロ(480分:8時間:週80ポモドーロ)を目標に実践してみたが12ポモドールしかできなかったという。そこで半分の週40ポモドーロにする為に1日/8ポモドーロにしてみたが、調子の善し悪しで8ポモドーロ実践できない事もあったという。
2.体力を温存してポモドーロを実践する。
- そこで、退社時間以降は絶対に作業をしない事に決めてポモドーロを実践したという。
3.無理な計画を立てない。
- ポモドーロ量をこなせなかった際に落ち込むのではなく、そもそもの作業計画に無理が合ったのではないかと考え、計画を見直したそうです。
4.ポモドーロ量をコンデションに合わせて可変させる。
- 週40ポモドーロを実践する際に1日8ポモドーロ×5日と決めていたが、日によっては6ポモドーロしか出来ない日もあり、そこで、7日間でトータル40ポモドーロにすることにしたという。こうする事で、コンデションに合わせてポモドーロ量を調整する事が出来、週に40ポモドーロこなす事が出来たという。これにより、40ポモドーロ×30分=1200分=週20時間で60〜100時間かかっていた仕事を出来るようになったそうです。
まとめ
- どうやら、ポモドーロテクニックは、集中してやる分、体力の消耗があるようで、体調管理と適切な計画性と柔軟なポモドーロ量の調整および可変性が重要な様だ。しかし、その分、時間が手に入るわけで、休息に使ったり、余暇に利用するなど、散漫に長時間仕事をするよりも、結果的に健康的かもしれない。忙しさに追われているのは、もしかしたら、散漫なタスクと計画性のなさが原因かもしれない。ポモドーロテクニックは、そこに集中的なタスク管理と柔軟なプランニングを組み合わせる事で、自由な時間を得る有効なテクニックかもしれない。