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ARM 64bit ローエンドCPU「Cortex-A35」を発表

ARMがローエンドCPUでも64bit化を推し進めるようだ。

 ARM、10億市場を狙うローエンド64-bit CPU「Cortex-A35」 2015.11.12
 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20151112_730092.html

基礎的なアーキテクチャは「ARMv8-M」であり、同社の64bitCPUの基本的なアーキテクチャを踏襲している。特徴は、低コストである事、極めて性能/電力効率が高い、従来の32bitのCortex-A7に比べ、電力は10%少なく、性能は6〜40パーセント高いという。64bitのCortex-A53と比べると、ダイは25%少なく、電力は32パーセント少ない。

要するに64bitなのに、低コストで電力消費も少なく、パフォーマンスも従来の32bitプロセッサよりも6〜40%高速という。安くて使えるヤツという事だ。さて、これの市場だが、低コストなチップという事もアリ、スマホで大量生産ということになる。すると安くなる。つまり安い64bitARMチップが市場に流通する事を意味し、それは、64bitARMプロセッサをサーバとして利用する事になるだろう。何しろ安くて、低消費電力、64bitメモリ空間と来れば、サーバに適している。

この延長線上にHBMなどのメモリが繋がってくると、メモリとCPUがコンパクトにまとまっているので、コンパクトで低消費電力な並列サーバが作りやすくなる。非常にエネルギー効率が良く、高速なサーバが生まれると何がいいかというと、恐らく、光ファイバーの性能が生かせるようになるのではないかと思う。従来はサーバが非力だったので転送速度が足りず、使えなかったアプリケーションが、使えるようになるだろう。このプロセッサはインターネットの大幅な高速化を促すチップになるかもしれない。