SKY NOTE

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政治に対して、通り過ぎてしまう人へ「関わり」と「理解」が必要

10月中旬に九州電力川内原発(せんだいげんぱつ)2号機再稼働するというので、昨日(10月12日)、有楽町駅前にある九州電力東京支社前の抗議抗議をした後、近くのマクドナルドで通り過ぎる人の事について話をした。

 川内原発2号機の核燃料搬入終了 10月中旬再稼働へ
 http://www.asahi.com/articles/ASH9F6250H9FTIPE56H.html
 九電は10月中旬の再稼働と、11月中旬の営業運転への移行を目指す。

そこで、ようするに「かかわりたくない」というのがキーワードで、確かに自分も20代の頃、政治に関心がなかった頃は、そういう感覚だった事を思い起こし、どうしたら「かかわりたくなる」か、後になって考えを巡らしてみた。

成功例としては、SEALDsがあり、彼らはスタイルや効果的なメッセージを戦略的に組み合わせ、10万人規模の人々を集めた。それに人々が関わりたくなるのは「カッコいい」というのと、きちんとしたメッセージに「賛同したい」と思わせるパワーがあった事だと思う。SEALDsのそういう戦略的なメッセージ性は、マスコミをも動かした。

つまり、関わりたくなる「スタイル」や「メッセージ」があったのだ。これにより、8月30日に国会前に沢山の人々が参集した。それと、若者が主張する事で、同じ世代の若者が参加しやすくなっている事も、重要だろう。そういう意味でまとめると…

「スタイル」
「メッセージ」
「同世代の若者」

これが関わりたくなる要素と言える。優れたスタイルと強いメッセージ性は報道しても様になるので、マスコミが取り上げる。そして、それを同世代の若者がやっていると来れば、若者が参加する。これがSEALDsが「関わりたくなる」政治運動を可能にした要素といえる。

ただ、まだまだ、これには限界があって、安倍政権の支持率低下が止まってしまった事からも分かる通り、自分たちのメッセージの意味を理解してもらう所までは出来ていないのだ。そういう事が彼らにも分かっているので、選書という運動を並行してやっているわけだ。本来であれば、立憲主義を理解すれば、安倍政権の支持率は限りなくゼロに近づくのに、そうでないのは、立憲主義が何であるか人々が理解していないからだ。

そういう意味で関わってもらうところまでは、成功したものの、理解してもらうところまでは行っていないのが現状なのだ。しかしながら、関わろうとする人が出てきただけでも、大きな成果であり、高い評価をしなければいけない。問題は、その次の、より沢山の人々が関わり、より深く理解するという形を実現するかにかかっている。

理解すれば、誰もが安倍政権の否定に回るわけで、その段階で選挙は勝ったも同然である。重要なのは、そういう世論を60%達成する事だ。

政治に対して良い関わり方が出来る形とは何なのか、その為には、手軽に政治情報にアクセスでき、手軽に理解できるものが必要なのだ。それは、現在の御用報道にかわる新しいメディアであり、従来のものよりも質の高い情報を手軽に提供できなければいけない。

つまり、形やメッセージで関わり始め、理解するというプロセスが必要なのだ。このプロセスがうまくいけば、民主主義を取り戻せるのだと思う。