SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

2015.8.30 国会前 安保法制反対デモに行ってきた。

2015年8月30日、安保法制に反対する大規模デモに行ってきました。参加者数は主催者発表で12万人との事、それ以外にも全国300箇所で同時に安保法制に反対するデモがあり、全国各地で戦争に反対する市民が集った。推定で50万人規模のデモとなり、かなりの規模となった。

 2015.8.30 安保法制に反対する国会前に集まる人々
 

テレビも来ていたがNHKは来ず、TBS,テレビ朝日、海外では、BBC,CNN,アルジャジーラ,新華社などが報道した。日本の市民の声を公共放送局が放送しないという。政権に配慮した報道が鮮明となった。

参加していた人達を見ると、若者も多く、女性も半分くらいいて、しかも子供連れが多く、自分の子供が戦争に駆り出される不安を持っていることが伺えた。老人の方もいて、様々な世代が結集している感があった。

デモの冒頭、警察が道路を塞いでおり、狭い道路脇に人が押しやられていたが、人があまりにも多すぎて、その自然な圧力で道路の規制が決壊し、道路全体に人の波ができた。そこで人の大きなうねりが出来、「戦争したがる総理はいらない!」「安倍はいらない!」「9条守れ!」と安保法制に反対するデモが安部政権倒閣デモの様相を呈していた。

SEALDsは、風船で「安倍やめろ!」という巨大な横断幕を持ち上げて主張していた。とても表現力があり、彼らの組織だった本格的なデモの手法は中年世代の私達は見習わないといけないと思った。

  • SEALDs組織図
  • 時折小雨が降り、雨傘やカッパを着ながら抗議をしていた。

坂本龍一氏も来ていた。この動画では2時間1分頃坂本龍一さんが現れて、演説をされた。自分の動画では聞き取りにくいので以下に動画を示します。文字起こしの方を選んだのは、シュプレヒコールで聞き取りにくいから。

 【速報】音楽家・坂本龍一氏スピーチ(文字起こし動画)
 
 坂本龍一氏が実際にしゃべっている動画のリンク
 文字起こしリンク:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260709

この中で坂本氏は、若者たち、会場の人達に向けて

  • 「ここまで崖っぷちになって初めて、私たち日本人の中に、憲法の精神、9条の精神がここまで根付いていることをはっきり皆さんが示してくれて、とても勇気づけられています。ありがとうございます。」

…と感謝を述べ

  • 「ここに来て、民主主義を取り戻す、憲法の精神を取り戻すことは、まさに、憲法を自分たちの血肉化することだと思うんです。とても大事な時期だと思います」

このデモの意義を民主主義、憲法の精神を血肉化することと言い…

  • 「僕たちにとっては、イギリス人にとっての『マグナ・カルタ』であり、フランス人にとっての『フランス革命』に近いものが、今、ここで起こっているのではないかと思っています。」

フランス革命に匹敵するという最大級の賛辞を持って、このデモを賞賛していた。

自分は現場にいたのだが、この演説を聞き取れず、後で動画で確認した。最後に若者にありがとうという表情を浮かべる坂本氏に、自分も同じような気持ちだったので、感動した。自分がここまで深く「ありがとう」と心から思ったのは久しぶりだった。スティーブ・ジョブスが日本に来日した時、彼の数メートル近くまで行って、(Macを作ってくれて)「ありがとう」と思ったのと同じくらいだった。それだけ、崖っぷちというか危険な状況に立たされている時の「ありがとう」は感慨深いものがある。Appleも、その当時はiMacの次期モデルを発表している時期で、本格的な快進撃の直前くらいでまだまだMicrosoftの天下の時代だった。これと同じように今回のデモはiMacの発表の時のイメージが重なった。反撃の狼煙があがったという感がある。大きなデモであり、また、その裾野は、女性、若者、中年、老人、地方、都市を問わず幅広く、ポテンシャルを感じるものだった。

安倍はこのデモを無視するだろうし、NHKも相変わらず報道しないだろうが、他のTBSやテレ朝や週刊誌等が報道することで、これだけ大きなデモを総理大臣が無視したり、公共放送が報道しない異常性に多くの人が気づく事になり、人々の心のなかに健全な懐疑心が生まれるのではないかと自分は期待している。そういう疑問に思う気持ちがあれば、あとはインターネットで調べれば、今の政権がいかにオカシイか分かるはずなので、これから、その流れが大きくなっていけば、日本は変わると思う。

最後に東北のばあちゃんの予言について書いてみたい。この予言は2010年にネットで流布し、東日本大震災を正確に予測していた事で注目を浴びたもので、その予言の中にSEALDsらしき存在が書かれている。

 東北のばあちゃんの予言 sky note
 http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20131209/1386574914

予言

  • 新たな人々が知っている真に必要なものとは自律。依存しない心、もしくは疑問を持つ健全な心。 彼らがすることは現代からの脱出、自律。これが本当に大きな意味を持つ。 近いうち(5年以内:2010年からだから2015年以内に)に彼らによって大人達が築いた社会は破壊される。認識し合うというのは、直接的なコンタクトを取り始めるということ。
  • ■新たな人々について
  • 新たな人々は子供達(ばあちゃんから見た子供なので20代とかの若い世代という意味)。 大人(30代40代)にもごく小数出てくる。そういう人達が子供達を導く役目をする。 特徴は目。ずっと見ていたくなるか、目を逸らしたくなるかのどちらか。とにかく他人を影響する目を持っている。

 言論監視に反対するロゴ(予言に出てくる特徴的な目に該当すると推測)
 

SEALDsの前身はSASPLで、彼らは当初、特定秘密保護法に反対しており、そういう言論監視に反対するロゴマークに「監視するな」という意味の目のロゴマークがあり、特徴的な目という予言と一致する。彼らが2015年頃に、大人たちが築いた社会を破壊するという内容は、安部政権が何らかの形で崩壊するという予言ではないだろうかと思う。この予言の中の新たな人々とは、SEALDsを始めとする若者たちを指しているのだと思う。彼らによって、古い社会が破壊され新しい時代が始まるという事を東北のばあちゃんは予言しているではないかと思う。そういう意味では予言通りになっているのではないかと自分は思う。