SKY NOTE

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なぜ、日本には民主主義が育たないのか

なぜ、日本に民主主義が育たないのか?

1.最大の問題はマスコミ

  • 最大の問題は、マスコミにあると思う。何事も知らなければ行動できない。つまり、もっと的確に言うと、知らないことが最大の問題なのだと思う。真実を知ることが出来、それが社会的な規模に膨れ上がることによって民主的な意思決定が出来るのに、それが御用マスコミによって阻害されているために、民主的な行動が出来ない。常に体制側に都合の良い情報が流れて、反抗する理由を摩滅させる方向に情報が操作されている。安部政権に批判的に思えるメディアですら、原発耐震強度が最近の日本の巨大地震に対して足りないという決定的な事実を報道しなかった。決定的なキーとなる情報が隠匿されているため、チェーンが外れた自転車のように前に進まない。
  • 原発耐震強度と最近の地震の揺れの強さ
  • 再稼働された川内原発が620ガルと最近の2500ガルオーバーの巨大地震に比べて全く耐震強度が足りないことが分かる。こういう決定的な情報が流れない事が問題耐震強度が足りないということは、それ以上の揺れがあると壊れる可能性が高いということなので、非常に問題。
  • 安倍と会食するマスコミ各社の幹部
  • 本来、チェックする側とチェックされる側が癒着するなど、ありえないことであるが、日本のマスコミは恥知らずにも、そう言う事をしてしまっている。

2.問題のあるマスコミを信じる市民

  • マスコミが問題があると言っても、問題があるのは大手マスコミ(記者クラブメディア)であり、比較的良質な情報を流している中小のマスコミがあるのにも関わらず、それらの新聞の部数は少なく、問題のあるマスコミの新聞の部数が圧倒的多数であること、テレビなどは非常に問題があるメディアで、NHKですら、安倍の御用報道しかできなくなってしまい、受信料を払うだけの価値のある情報を流していない。でも、それを問題があると思いつつも切り捨てるということをせず、信じてしまっているのが問題。普通の国であれば、真っ先に部数が下がり、報道会社の前でデモが起き、新興報道企業に読者が移ってしまう。
  • NHKよ、安倍さんがそんなに怖いのか!」
  • ー元NHKプロデューサー永田浩三氏(2015.8.25 NHK前にて)
  • 問題があっても、行動を起こさない腰の重い読者も問題。こういう腰の重い読者のお陰で、市民にウソをばらまく不良報道企業が生き永らえることが出来てしまっている。
  • 世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる(2010-2014年)(最新)
  • http://www.garbagenews.net/archives/1102258.html
  • 日本が一番、マスコミ(新聞・雑誌)の情報を鵜呑みにしていることが分かる。これではマスコミは腐敗し放題である。

3.高すぎる供託金

  • 政治家の流動性の低さも問題、自民党のような問題のある政党が生き永らえる事ができているのも、新興勢力が出てこないという事が要因として大きい。先進国では供託金のない国のほうが多い。
  • 供託金がある先進国(G7)
  • ・日本   300〜600万円
  • ・イギリス  9万円位(500ポンド)
  • ・カナダ   7万円
  • 供託金なし(G7)
  • ・アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア
  • 民主的でない国ほど供託金が高額、シンガポールのように独裁色の強い国ほど供託金が高額(シンガポール:約79万円)。そのシンガポールよりも高額で、尚且つ、世界一供託金の高い日本は、先進国中、最も民主的でない国と言えるだろう。

まとめ

  • 上記の3つを改善するだけでも、日本の民主化は大きく改善されるだろう。正しい情報と政治家の流動性が高まれば、政治に競争原理が産まれ、日本は民主的な国になるだろう。その前に情報に競争原理を生む必要がある。それは私達の意思によって実行可能なことなのだ。ダメな新聞や雑誌は読まず、良い雑誌やよい新聞を読むことに努め、そして、政治家だけでなくマスコミも疑う姿勢が大事だ。そういう健全な懐疑心こそ、情報の競争原理を生み、それが結果としては政治に競争原理を生むことになり、善政が行われる土台となるのだ。