SKY NOTE

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2030年に地球は小氷河期に突入?

太陽の活動周期に関する新しい数学モデルによれば、17世紀に起きたマウンダー極小期と小氷河期が、あと15年ほどで再び起こるという。

 あと5〜10年で地球は極寒に? 最新の太陽研究が予測
 http://wired.jp/2015/07/14/mini-ice-age-earth-sunspots/

 その前に小氷河期とは何か解説する。
 
 1684年 氷の張ったロンドンのテムズ川
 Frost fair 1684 Abraham Danielsz. Hondius
 http://thames.me.uk/s00051.htm#top

 Wikipedia:小氷河期
 
小氷河期とは、14世紀半ばから19世紀半にかけて続いた寒冷な期間のこと、ただし、最近の研究では、地球全体が冷えたというよりも部分的に冷えていたのではないかと言われている。詳細な記録が残っているのは、ヨーロッパと北アメリカで、上記の絵画は1684年の凍結したイギリス、ロンドンのテムズ川の様子を描いたもの、小氷河期の原因として火山活動によるものと、太陽活動によるものがあり、今回の記事は1645年から1715年(70年間)の太陽黒点活動が低下する「マウンダー極小期」という太陽活動の減退が2030年頃に再び起こるのではないかというもの。太陽活動の減退が地球の気温の寒冷化と結びつける明確な証拠はないものの、小氷期の中でも最も寒さの厳しかった時期とマウンダー極小期が一致するとの事。

 1645年 太陽黒点活動が減退したマウンダー極小期が始まる。
  1684年 凍ったテムズ川の絵画の書かれた時期
 1715年 太陽黒点活動が減退したマウンダー極小期が終わる。

従来、マウンダー極小期は、太陽内部の流体の対流によって起こると考えられていたが、最近の研究では太陽内部を異なる層を伝わる2つの波の周期がずれたときに起こり、その結果、太陽活動が減退し、地球の気温が下がる可能性があるという。

ノーザンブリア大学のヴァレンティーナ・ジャルコヴァ教授(数学)によると、1976年から2008年までの太陽活動のデータを使って自分たちの理論を試してみた。その理論による予測と実際のデータを比較すると、97%の精度であることがわかったという。

  • 2022年にピークを迎える第25周期までは、2つの波がお互いを相殺する傾向が次第に強まるという。
  • 2030年から2040年にかけての第26周期に入ると、2つの波の同期が完全にずれ、太陽活動が「大幅に低下」するという。「第26周期では、2つの波が完全に鏡のような動きになります。ピークの時期は同じですが、それぞれ太陽の反対側の半球内で発生します。この相互作用は阻害的、つまりお互いをほとんど打ち消してしまいます。これによって、『マウンダー極小期』の特性が生じることになると予想しています」とのこと。

2030年あたりに地球の気温が下がるというのならば、人類は温暖化を解消する絶好の機会を得たことになる。太陽活動の減退に合わせて、二酸化炭素の削減をすれば、小氷河期が終わる数十年後には、二酸化炭素を出さない社会の構築ができているだろう。そういう意味では、あながち悪い話でもないような気がする。予測が当たればだけどね。ただ自分は寒がりなので、困るのだが…。寒くなるということだから、それまでに住宅の開口部、特にドアや窓の断熱化は2030年までに全世界でやっておかないといけないねって話なんだと思う。

  • 冬の暖房時 住宅の熱の流出割合(開口部:ドアや窓のこと)
  • 寒くなることによるエネルギー消費量の増加も断熱をしっかりやれば相殺できるだろう。

グラフを見ると、2000年頃の温暖化傾向にある気温が、小氷河期の気温低下で調度良く相殺される。この相殺期間の内に、化石燃料から再生可能エネルギーに転換をすればいい。正に天が味方していると感じる。

  • 過去2000年間の地球各地の温度変化

 
 

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