SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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偽りの根拠に基づいた絶望(不況)

最近、絶望について考えている。日本を悪くしているのは、偽りの根拠に基づいた絶望により、本来の根拠に基づいた希望が見いだせないためであることは、経済の統計データから分かっている。

私が、このように希望について語る時、大抵の人は両手を組んで懐疑的になってしまう。それはなぜかというと、そんなことを言っている人が少なくて、本当にそうなのかという疑問と、新しいことそのものへの懐疑という姿勢である。

これには、正しい面もあるので、何をどう言うべきか悩むところだが、そう言う時の私の欠点として、解決策だけを述べたり、言っていることが明瞭でない点にスキがあるんだと思う。私の言っていることが正しいと思うには、問題の原因を把握していなければならず、それには統計データが必要でしかも、グラフが必要なのである。会話ではグラフを持ち出すということが出来ない。スマホのようなものがあれば、それを見せながら話が進められるのだが、私はスマホを持っていないので、そういうことができない。重たい初代iPadを持っているのだがiPadは重たいので常時持っているという訳にはいかない。(せめてiPad Air辺ならば持ち歩ける)

言っていることが明瞭でないのは、私の頭の中で分かっているのだが、他人はそんなことを知らないので、必要な説明があるはずなのに、それを無意識の内に省いてしまう。子どもと会話する時、この種の問題は解決しやすい。なぜなら、子供はわからないことを聞いてくるから、しかし、大人は、質問をしてこない事が多い。その結果、相手が何をわかっていないのか直接的に分かりにくい、予め分からなそうなところを把握しておかないとダメだ。これは準備不足によるところ、そして、国語力がないことによるものだ。

テレビが優れているのは、映像で説明できる事と、きちんとした国語力で明瞭に語られるコメントにある。しかし、今のテレビは伝える能力が高くても、真実を伝える誠実さがない。口がうまいだけのウソつきに成り下がっているのが現在のテレビ局である。そして、その偽りこそが、実はこの不況の最たるものなのである。時に政府に逆らうのが彼等の仕事なのだが、放送免許取り消しという恐怖に怯えるあまり、権力者の犬に成り下がっている。

よって、放送免許のいらないネットによる動画配信と、それを拡散するツイッターのようなソーシャルメディアが重要になってくるのだが、何十万、何百万人が見るには至っていない。猫の動画が、それ位のアクセス数があるのだが、何故人々が猫の動画を見るのかというと、確実に癒されるというメリットがあるからであり、政治の難しい話は癒やされるどころか凍りついてしまう話ばかりなので、誰も見ようとしない。

現状は、そういう問題があるため、なかなかネットの言論が世論にまで昇華されることが少ない。ただ、政治の難しい話をパロディにする総統シリーズなどはいいと思う。リラックスして見れる。総統シリーズの動画をまとめたリンクがあれば面白い。エンターティーメントとの融合は見るべきところがある。漫画がいい。ストーリー漫画で世の中の仕組みや、その打開策、それをドラマチックに面白く見るような形が望ましい。面白さに比例してアクセス数は伸びていき、政治に対する理解も、漫画のアクセス数に比例して深まるだろう。そのためには漫画は面白くないといけない。面白さが拡散力に比例する。

国際金融資本とか軍産複合体とか、漫画にしやすい変な人達が世界にはたくさんいるので、モデルには事欠かない。その点は、材料に困ることはない。問題はその材料をどう料理すれば面白い漫画になるかということだ。そこがクリアできれば、何とかなる。誰か面白いストーリーを書ける人間はないないものかと思う。