2015年6月16日、午前9時半頃、浅間山が小規模噴火したと見られる。長野と群馬の県境で、微量の降灰の確認された。噴煙はモヤのために確認できなかった。気象庁は引き続き噴火警報レベル2の火口周辺警報を発表、火口から2kmの範囲は、噴火に伴う大きな噴石に警戒するようにと呼びかけた。
NHK:浅間山 ごく小規模な噴火のもよう
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010115921000.html
浅間山 小規模噴火
警報:2015年6月11日、噴火警戒レベル2を発表(火口から2kmは糞石に注意)
噴火:2015年6月16日、午前9時半頃
噴煙:確認できず
空振:確認できず
降灰:微量を確認(群馬と長野の県境付近にて)
浅間山と言えば、過去に新潟県中越地震の52日前に中規模噴火を起こした事が思いだされる。今回は小規模噴火なので、地震の前兆になりうるとは考えにくいが、今後大きな噴火が起きたら、地震に警戒が必要だと思う。
新潟県中越地震の場合
2004年9月1日 浅間山噴火(52日後 新潟県中越地震が起こる)
3500〜5500mに流れるエコーを確認(噴煙とみられる)
地震火山月報:●特集1.浅間山2004年噴火の概要.pdf
2004年10月23日 新潟県中越地震(M 6.8 震源の深さ13km)
東日本大震災の場合
2011年1月26日 霧島山噴火(300年に一度と言われる大型噴火)
2011年3月11日 東日本大震災(霧島山噴火から44日後に起こる)
宝永地震の場合
1706年12月15日 霧島山噴火(10ヶ月と13日後、宝永地震が起こる)
1707年10月28日 宝永地震(資料:http://www.bo-sai.co.jp/houeijisin.htm)
日本史上最大級の地震 M 8.4 震源:中部、近畿、四国、九州
1707年12月16日 富士山の大噴火(宝永大噴火)