SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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過去に縛られない為にすること

人間は過去に縛られてしまう事があります。そこで、過去に縛られないためにすることを今日は書きます。

まず、過去に縛られるというは、どういう事か書きたいと思います。大抵、私にとって悪い事というのは、子供の頃の義姉が関わっているので、彼女の言動について書きます。彼女は私が失敗する度に、それがまるで永遠に続くかのように私を批判しました。「どうせまた、あんたなんかダメよ」と、こういう物言いが人を過去に縛り付けるのです。彼女はそれを事実だと云います。しかし、それは事実と言っても、過去の事実なのです。それは過去の事実であって、同じ事実が未来永劫、続くわけではありません。もし、そうだとしたら、歴史書などいりません。彼女の問題点は、過去の失敗を殊更に強調し、人を絶望させ、前に進めなくすることです。人は、そうやって絶望して過去に縛られるのです。

では、どうすればいいのか?それは、失敗を分析して、それに対する対策を立て、同じことを繰り返さないようにすることです。失敗するかもしれませんが、やってみて、ダメだったら、また改善するという、たゆまぬ努力が必要です。同じことを繰り返すのは、同じ条件が続いているからです。そして、その条件というのは、改善するのが困難なことが多いものですが、きちんと分析して、改善策を整えれば、良いのです。義姉のような人の問題点は、そう言う事を考える気力さえも奪うような冷酷な言葉を人に浴びせかけ、人をダメにすることです。もっと言うと、過去の失敗が未来においても永続するかのような事も言っていますので非常に有害です。大事なのは、失敗の分析と改善策の策定、それに基づく行動です。そういう風に考えるようにする言葉を自分に言い聞かせるのです。「過去が未来永劫続くわけではない、改善策を整えたから、この通りにすれば大丈夫だ」と言い聞かせ改善することです。

では、私の失敗談と改善策の策定まで書いてみたいと思います。
最近、自分は大失敗をしてしまいました。その日は、疲れていて頭がボーっとしていて、ツィッターをやっていたのですが、あるツィートの文脈を読み違え「馬鹿げている」と書いてしまったのです。当然、見当違いのコメントをした私に、他の人から「バカはお前だよ」と言われて、「その通りです」と言う他ありませんでした。私は誤った文脈の捉え方をし、人を侮辱するような言葉を吐いてしまうという最低のことをしてしまったのです。謝罪をしましたが、正直、あまりにもバカなことをして、とても恥ずかしかったです。

そこで、改善策を考えました。「疲れているときは、判断力が弱くなっているので、あまりドラスティックなコメントはしない」というルールを作りました。自分は昔から体力がなく、疲れている状態が長く続き、この条件には永続性があり、また、体質なので改善することが困難です。しかしながら、自分が疲れている状況を自覚することは出来ます。その自覚に基づいて、そう言う時には、あまりドラステックなことは言わないというルールを作ることにしました。このルールを守っている限り、私は再び、この恥ずかしい行いを繰り返す事はないでしょう。つまり、過去に縛られないというのは、失敗の分析、改善、行動です。

まず、失敗の分析では、あの時は疲れていて、きちんと読んでなかった。それ故、間違った解釈をしてしまい冷静さを失い、他人に「馬鹿げている」と書いてしまった。これが失敗の状態、改善できる箇所は、疲れない状態が望ましいが、これは体質なので出来ない。疲れている時は、どんなに腹がたっても、あまり派手なコメントをしない、なぜなら、よく読めてない恐れがあるから、失敗して恥ずかしかったことを思い出し、自制する。これが改善策。過去を未来永劫続けないようにするためには、改善策を実行すること。

私は体が華奢なので、体を壊す行いは続けません。続けたら、体を壊し、医者にかかることになり、医療費がかかってしまいます。ですから、なるべく、体にマズイことは避けます。私は、そうやって、おなじ過ちを避ける事ができていますので、改善策をきちんと策定できれば、過去から脱却できるのです。過去の失敗が事実だからといって、それを永続させることはありません。だから、殊更に事実を強調する必要はないのです。事実を分析して、改善することが大事なのです。そのためには、失敗を分析することを促すべきで、過去に縛られるように人を絶望させることではないのです。日本のマスコミは、失われた20年とよく、過去の経済的失敗をあげつらって、日本人を絶望させていますが、あれは私が嫌いだった義姉とやっている事は同じです。殊更に過去の失敗を強調し、人を絶望させる。それが問題なのです。大事なのは過去の分析と、それによる改善なのに、きちんとした分析をせずに、問題だけを報道する姿勢は、どう考えても有害です。私達は、そう言う有害な報道によって、同じ失敗を繰り返し、過去に縛られてしまっているのです。昔の私のように…。

同じ過去が未来永劫、続くわけではありません。人生は壊れたレコードではない。壊れているのは、そう思う人の心であって、私の心ではないとかんがえるべきです。ダメな人間のダメな言葉による永続トラップには引っかからないようにして下さい。