SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

ニシノシマ海水変色→口永良部島噴火→小笠原諸島西方沖地震M8.5

僅か10日の間にフィリピン海プレート周辺で火山噴火や巨大地震が起きた。今回はそれと原発について書いてみたい。

5月20日の午後3時頃、ニシノシマ周辺で海水が黄緑色に変色
 
 2015.5.20 午後3時頃
 産経:西之島、東京ドームの55倍に 沖に変色域、注意と海保
 http://www.sankei.com/photo/story/news/150522/sty1505220020-n1.html
 

その9日後の5月29日 午前10時07分、口永良部島が噴火し、9000メートルの噴煙が上がった。

 2015.5.29 午前10時07分
 NHK:鹿児島・口永良部島で爆発的噴火 警戒レベル5
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150529/k10010095251000.html
 

その次の日の5月30日、ニシノシマに近い、小笠原諸島西方沖でM8.5M8.1の巨大地震が起きた。東京の自分の家でも結構揺れて、通常の地震より揺れが長く、しかも後から揺れが大きくなったのでヤバイと思った。揺れを見るために金魚の水槽を見ていたら、水槽から水がもうちょっとで溢れそうだった。東日本大震災では水が飛び出してきたので、それほどでもないが、やはり、長くてユラユラ大きく揺れる地震長周期地震動)は怖い。

 2015.5.30日 午後8時23分頃 小笠原諸島西方沖 M8.5
 http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20150530202422.html
 

この地震の規模は過去数樹十年の間で12番めの大きさとも言える規模であったが、M8.1と大きく、震源が地下590km682km(気象庁修正)と深いところにあったため、津波も大きな揺れもなかった。しかし、ここで重要なのは、火山活動と地震の相関関係である。ニシノシマで海水が変色した10日後に、ほぼ同じ場所でM8.5M8.1の巨大地震が起きた事から、このニシノシマの海水の変色は、大地震の前触れだったと言える。そうであるならば、口永良部島の噴火についても地震の前兆として考えるべきではないかと思うのだ。

ここ数年、太平洋プレート周辺で大規模な火山噴火が起きており、おそらく太平洋プレートが膨張し周辺のプレートを押して、押されたプレートが、他のプレートを押して地震や噴火が起きているように見られる。今回の小笠原周辺で起きたM8.5M8.1の地震も太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で起きた。そこからフィリピン海プレートが押される形で9日後にユーラシアプレートとの境界にある口永良部島の噴火が起きている。つまり、1つのプレートが押されると、そのプレートに隣接するプレートも影響を受けると考えられ、そう考えると、フィリピン海プレートの境界には、南海トラフがあるわけで、そこから考えると太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界でM8クラスという巨大な地震が起きたということは、それに隣接するフィリピン海プレートの境界でも地震を警戒するべきではないかと思う。そう考えると原発が心配になってくる。

2015年
 5月20日 ニシノシマの海水が黄緑色に変色
 5月29日 口永良部地島 噴火
 5月30日 小笠原諸島西方沖でM8.1の巨大地震
 

今回噴火した口永良部島のある鹿児島県には川内原発(せんだいげんぱつ)があり、7月にも再稼働の予定である。この口永良部島の噴火が地震の前兆であった場合、その近くの川内原発を7月に再稼働するのは危険ではないかということである。しかも原発耐震強度は、最近10年の日本の巨大地震に比べて非常に低い。それを無理矢理、稼働しよとしているというのが実態である。以下の表を見て欲しい。

 原発耐震強度地震の揺れ
 

今年の7月に再稼働が予定されている川内原発耐震強度は620ガル程度、伊方原発は855ガルだが、最近の日本の巨大地震は、その3〜4倍の2500ガルを超えている。つまり、耐震強度が足りず、メルトダウンのリスクがある。地下のマグマの活動が活発になり、いつ地震が起きてもおかしくない状態の時に、耐震強度の劣る川内原発伊方原発を日本政府は再稼働しようとしているのである。これは、とても危険だ。もし、川内原発を7月に再稼働をし、巨大地震が起きてしまった場合、強度が足りないので、原発が壊れる可能性が十分ありうる。そして、九州の風下には中国、四国、関西圏があり、これら一帯の陸地が放射能汚染する可能性があるのである。その被害は、海に運良く9割の放射性物質が落ちた福島第一原発の規模をはるかに上回ることが予想される。再稼働は、耐震強度の数値から見てきわめて無謀な選択としか言いようがない。現在の科学では、地震の正確な予測ができない以上、最大の地震の揺れを基準にして考えるのが安全面での常識であり、そこからすれば、全ての原発の再稼働はありえない。稼働してない原発も危険だが、稼働している原発よりもはるかにトラブルが起きた時の時間的猶予がある。それに対し、稼働中の福島第一原発は、1号機が僅か5時間程度でメルトダウンしてしまったという。つまり、全ての原発を停止することで、冷却水が止まっても、対応する時間に余裕がある分、安全性は格段にアップする。危険な原発を無理して動かすよりも、高効率火力発電で燃料費を節約し、従来の火力発電の稼働率を上げて需要を満たしつつ、段階的に再生可能エネルギーに移行することが最も賢明な選択といえる。

最近低コストな太陽電池が発表され、それを活用すれば7円/kwhも夢ではないという。

 ペロブスカイト太陽電池発電効率15%達成&低コスト)
 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150510/417541/

こういった低コストな新しい太陽電池やLEDなどを使って、省エネをしつつ再生可能エネルギーで電力を供給すれば原発は動かす必要はない。日本のマスコミは、再生可能エネルギーにネガティブな報道が多いが、世界では、この分野は、徹底して研究開発されているし、彼ら御用マスコミはついこの間まで1kWhあたり23円なのに、その倍の45円と大嘘を報道してきた連中なので信じる必要はない。嘘をいうマスコミを信じて危険な原発を稼働し、地震がきて耐震強度の足りない原発メルトダウンして泣くか、それとも嘘をいうマスコミを信じず、川内原発伊方原発を停止させて、再生可能エネルギーを使って、新しい産業を育てて安全で豊かな生活をするか、今、私達は問われているような気がする。

地下のマグマが活発なのは明らかなので、これらの火山噴火や地震が大地震の前兆かもしれないので、地震に対する備えをしておいた方がいいかもしれない。家具の転倒防止や正確な情報の入手、地震保険の加入など、やっておいた方がいいかもしれない。