SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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民主主義について

A:選挙に行ったって、無意味でしょ

B:無意味だと考えること自体が無意味ですね。

A:.....


A:私一人がいったって無意味でしょ。

B:昔は一人ではなくゼロでしたよ。

A:......


A:どうせ政治は変わらないんでしょ

B:選挙に行かず「変えていない」の間違いでは?

A:......

行動に何かしらの意味を見出すことが、その動機とすることが出来るのですが、多くの人が行動をしないのに結果だけを望むという矛盾した発想によって、政治を悪くしてしまっています。行動をしなければしないほど結果がでないのです。結果が出ないと言って、何もしなければ何もしないほど、結果から遠ざかるわけです。

つまり、無意味だと思うことが無意味な状況を生み出している。実際、自民党の得票数は増えていないのに、彼らが勝てるのも、政治に絶望した人が、投票を棄権することによって、相対的に自民党が勝っているにすぎない。

変えたいと思うのならば、変えるために行動しないといけないのに、逆に何もしないという倒錯した発想によって、政治が変わらない状況を助長してしまっているのが、現状です。それが有権者の半数という状況なのです。変わらないのは当たり前なのです。

要するに考え方が間違っている。マスコミは、そう言う厭世観を広めることで、結果的に自民党のような政権の維持に加担しているのです。市民の厭世観こそ、政治腐敗の原因なのです。厭世的になっても何も結果が出ないばかりか、逆に、自民党のような政権の維持に間接的に加担してしまう事で、何をやっても引きずり降ろされない安心感からいくらでも腐敗できるのです。

批判者がいなくなった政治は、どんどん悪くなってしまいます。その悪くなっている原因は市民の厭世観そのものなのです。