SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

TPPで本土の人間は沖縄の苦しみが分かるようになる。

TPPの内容を見ると、沖縄の地位協定のようなもので、向こうに一方的に権利があって、こちらには全くない状態、故に何をしてもまるで反映されないので、絶望するしかない。ルールとは、一度、締結してしまうと、解消するのが難しい。だからこそ、入る前に慎重にならなければいけない。

TPPの内容がひどいことは、ネットで同様の条約をアメリカと結んだ韓国を見ればよく分かる。韓国を見れば、自分の国の薬価をアメリカと一緒じゃない決められないとか、主権が侵害される非常にひどい内容であると分かるが、なぜか、テレビや新聞では全くと言っていいほど、そういう確信に迫ることが報道されない。特に記者クラブメディアという大手メディア程、国民の側を向いていない、どちらかと言うと、彼らは、権力者側なのだ。

そう、彼らは、きちんと調べもせず、自分たちの嘘を盲信する人達を蔑むように見下ろしている。私のような事実をネットで知った人間が説得している様子を彼らは高みの見物とばかりに上から眺めるのだ。そして、年収1000万円程度の給与をもらって、その地位を守るために、今日も会社の言った通りの記事を書く。そうしないと飛ばされてしまうから。

TPPで沖縄の苦しみがわかるのは、ルールを支配されるということだ。本来、沖縄県民は日本人であるのだから、日本の法律で守られなければいけない。しかし、日米地位協定があることで、米軍兵士の日本人女性に対する暴行行為が日本の法律で裁けない。これと同様のことがTPPのISD条約にも言える。本来国内で起きた問題であっても、多国籍企業相手のISD条項がらみの裁判となると、日本の裁判所ではなく、アメリカにある国際投資紛争解決センターという裁判所で裁かれる。これが、非常に広い範囲に適用されるのが問題なのだ。単に経済問題というよりも、その国の制度や法律に至るまで、この裁判所で裁かれる。しかも、内容は非公開という非常に不健全な裁判で、同様の自由貿易協定で結ばれたISD条項による裁判でアメリカが一度も負けたことがないという非常に歪んだ裁判例をもった裁判所。それに国のあらゆる事が裁かれてしまうという超法規的な裁判所、つまり、自分の国のことが他国にある裁判所で勝手に裁かれてしまう。沖縄の構図と全く同じものが、TPPに入ると日本全体に適用される。つまり、対岸の火事ではなくなる。

そして、恐らくは、デモが起きて、数十万人の怒りの声が国会議事堂に響くことになる。TPPというのは、そういう内容の条約。だが、何度書いてもわからない。このブログを読む人には耳がタコになっている話だが、一般の人には難しすぎると感じる。もっと正確に言うと全容を理解するのに時間がかかる難解さがある。この時間が曲者で、残業代ゼロ法案が叫ばれているように、多くの人は仕事で忙しい。頭が仕事でいっぱいだから、複雑な条約の情報を頭に入れるなんて精神的な余裕が無い。もっというと、マスコミが報道していない段階では、殆どの人は、露出量の低いものは、真実とみなさない傾向がある。露出量が多くなって初めて真実と認める。

事実の承認に時間がかかってしまう。病気で言ったら、症状が現れてきた時に初めて、それに気づく、しかし、レントゲンを見ると、もう手遅れですと医者に言われるような事態になっている。なるべく症状が出る前に未然に予防するのがベストだが、承認方法が確実ではあるが、状況を回避する為の時間を失った後に分かる段階で認知するという手遅れになりやすい確認方法なので、このモノの見方でやる限り、失敗する可能性が極めて高い。自分も母が癌だと知るのが遅かった。なぜ、分からなかったのかというと、母が結構元気で、医者に行っていたから、そこで癌であれば分かるはずだと思っていた。しかし、実際には、ガンを診断するというのは難しく、プロの医者でも診断が出来る場合と出来ない場合があるという事が後でわかって、ああ、プロがやっているから大丈夫だなんてことはないんだなと思った次第。自分の頭で考えて、自分で見ないとダメだなと後で思い当たることがあって気づく始末。