SKY NOTE

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2015年の新しいMacBookで変わったことの雑感

MacBookで変わった事の雑感

1.IOは、オーディオ端子以外は、USB3へ統合

  • 過去のIOを全て否定するかのように、AppleはUSB3に統合した。しかし、中途半端感が否めない。まず、ビデオ出力では、2Kまでは表示できるものの4Kは表示できない。MacBookに搭載されているUSB3.1ポートは5Gbpsしかない。
  • ◯:1920×1080 24bit 60f/s:2.8Gbps
  • ×:2560×1440 24bit 60f/s:5.3Gbps
  • ×:3840×2160 24bit 60f/s:11.2.Gbps
  • USB3.1のフルスピードの10Gbpsまであれば、2560×1440まで対応でき、さほど問題なかったのだが...もっと言うと、その10GbpsのUSB3ポートを2つ用意してあれば、それを利用して20Gps表示できることになり、4K表示も可能だったと思う。そういう意味で、デザインを優先するあまり、機能性を軽視しているとしか言いようがない。Appleは、両側面にUSB3.1のポートをフルスピードで配置するべきだったと思う。
  • 昔のJobsは、iMacで旧I/Oは潰したが、ポート数は2つは用意していた。ポート1つだと、何が問題なのかというとビデオ出力している間は、バッテリー充電できないという問題がある。これは別売りのアダプターで対応できるか分からないが、そもそも大きなアダプターが必要なことでモビリティという点では劣ってしまう。そんな事をするよりも両側面に1つづつ、USB3.1ポートを配置するべきだった。それの方が機能的にもデザイン的にも妥当なラインだと思う。Appleは外観のデザインに完璧を追求しようとするあまり、道具としての本分を忘れてしまったようだ。

2.キーボードは、新しいスイッチ機構と、上部の凹みにより滑りにくくなっている。

  • キーストロークが、薄型化にともなって、かなり浅く違和感があるようだが、慣れてしまえば、なんとかなるとの意見もある。特筆すべきは、キートップに僅かながら凹みがあること、最近のAppleのキーボードは、キートップが平らなので、キーの真ん中が触覚で察知できず、指が滑って打ちにくかったが、それに配慮したのはいい傾向だと思う。あとは、キーストロークの浅さがどうなるかという点だけだと思う。

3.タッチパッドは、感圧式となり、フィードバック振動が加わるようになった。

  • 今回の発表で一番欲しいなと思ったのは、このタッチパッド、タッチパッドが感圧式になり、圧力を把握するようになった。しかも振動フィードバックまで搭載されて、強く押している時に、キーがどのモードで動いているのか把握できる。これによって、動画の再生時に早送りをしようと思ったら、強く押したり、テキストを選択しようと思ったら、強く押しながら、ドラッグなど、直感的な操作が可能になる。

4.ディスプレイはRetinaになり、高解像度になった。

  • より鮮明になった。

まとめ

  • 今回のMacBookは、なかなか面白い改革が行われていて興味深いが、USB3.1ポートが1つというのは、厳しいと思う。次期モデルでは恐らく、不満が噴出して、フルスピードになってポート数も2つになるのではないかと思う。あと、キーボードとタッチパッドは面白い。特にタッチパッドは、従来のUSB接続タイプのものをこのタイプに刷新して欲しいと思えるほど面白かった。キーボードも丈夫に凹みがあるのは言い。USB接続の標準キーボードやワイヤレスキーボードもこのタイプに切り替えて欲しいと思う。