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フランスの移民問題について

フランスの移民問題について考えてみると、中々深刻なことが分かる。その問題の大きさは、そのイスラム系移民の出生率にある。

 欧州移民問題の悲惨な現状は、いずれ日本が辿る道である - NAVER まとめ
 http://t.co/WrNdZTba9E

 フランス人の出生率   1.8人
 イスラム系移民の出生率 8.1人
 日本人の出生率     1.4人

2048年にフランスは、イスラム系移民が50%を超え、イスラム教国となる。この現状を見ると、フランス国民が自分たちの文化を存続する事を考えると、移民を減らさないといけないことが分かる。

これを日本に当てはめてみると、日本がTPPに入ってしまったとして、その十年後くらいにインドネシアイスラム系の移民が数百万人単位で入ってくるとする。すると、その40年後には、この出生率だと16倍になるのである。つまり、移民を281万人受け入れれば、2055年辺りに、日本も人口の半分以上がイスラム系移民になる計算になる。

イスラム教には戒律があり、例えば、イスラムの女性と結婚する時には、その夫となる人間もイスラム教に改宗せねばならないというものがある。

 ムスリムと非ムスリムとの婚姻

イスラム教は戒律が厳しいので、改宗できないと結婚できないという事態も想定される。故にイスラム系の女性が増えると、結果的に、その女性たちと結婚する人もイスラム教になり、そして、その子どもたちも自動的にイスラム教徒になるのである。

 日本の人口予測値 
 
 引用元:http://www.geocities.jp/restrer/site4/diary/diary1203.html

2055年には、8993万人となると予測されている。つまり、過半数は約4500万人として、その1/16は、281万2500人である。しかも、経団連は移民を1000万人受け入れたいと言っている。もし、そんなことをしたらどうなるか?日本は21世紀中頃には、イスラム系移民が人口の50%を超え、イスラム教国になる。即ち、日本の文化や伝統を維持するのは難しくなる。かわりにイスラムのルールが日本のルールとなる。

そう考えてみて、フランスの状態を見てみると、フランスの人口は6603万人、そのうち、イスラム系移民は600万人と、人口の9%が既にイスラム系移民である。この段階で、21世紀の後半は、フランスはキリスト教国からイスラム教国になることはほぼ確定である。フランスが自国の文化伝統を維持するためには、移民の方々を元いた国に帰ってもらう必要がある。そのためには帰る場所がフランスと同様に自由で経済的にも豊かでなければ、納得してもらえないだろう。故にフランスは、アルジェリアに経済的な支援をしなければいけない。自分の国が不景気なのに、他国の支援をしなければいけないという事態なのだ。

イスラム教になったっていいじゃないと思うかもしれないが、それはイスラム教の戒律を見れば、それが結構大変なことが分かる。イスラム教では1日に4回、メッカの方向に向かってお祈りをしなければいけないとか、豚は不浄の動物なので食ってはいけないとか、左手は不浄なので、右手で握手しなければいけないとか、偶像崇拝は固く禁じられているので、デパートのマネキンはダメ、でもガンダムやぬいぐるみは、OKなど、要するに非常に煩い。そういうことが分かっていて、それが嫌な人達も必ずいて、自分の国の文化を後世に残したいと思っている人もいる。結婚でも何でも、あらゆるところにコーランの教えに準じた行動が求められるのであり、それに則さないと事が進まないというのがイスラム教国になった場合、想定されることである。

何より自分の国の文化が、出生率から見て、他の文化に侵食され消滅するとなっては、反発するのも必至なわけで、そう考えると、イスラム教の方々は、イスラムの国の中に留まってもらうのがお互いの為なのである。そうしないと、文化の存亡をかけた争いになってしまうわけである。そこに今のフランスの苦悩があり、それはTPPに入って移民を受け入れようとしている日本にとっても他人事ではないのである。