SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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箱と中身 カテゴライズは差別の温床

カテゴリーで批判する人は、人種差別予備軍であるといえる。それを説明するためにお中元の箱について論じたい。お中元で重要なのは、箱ではな無く中身である。だから、大事なのは中身だという事。

その中身の論理で見ると、人種差別というのは、人種という箱(カテゴリ)から人の中身、つまり、人格について差別するという考え方である。黒人差別をお中元に例えると、箱が黒いから中身も悪いものだろうということである。そう考えると、非常にバカバカしい論理である。箱が黒いからって、中身が悪いとは限らないと誰もが思うことだろう。しかし、黒人差別というのは、そういう事なのだ。逆に箱が白くてキレイだからって中身がいいものだとは限らない。箱が豪華で中身がしょぼいお中元を見てがっかりした経験をした人も多いことだろう。

大事なのは、その人の行動や言動などから分かる人格であって、それは白人だろうが、黒人だろうが、韓国人だろうが、日本人だろうが、同じである。人格的にまずいことをしたら批難すればいい。それでいいのだ。ユダヤの一部の人達が世界中の金をかき集めて、世の中を貧しくしているからといって、ユダヤ人そのものが悪いわけではない。問題なのは一部の特殊な人達だ。ユダヤ人の中にもそう言う金をかき集める人達によって貧しくなっている人がいるだろう。問題の本質は人種や国籍ではない、その人間が何をしているかだ。

大事なのは、国籍や人種などの箱ではなく、人格という中身である。あまりにも当たり前過ぎる事を書いて人を馬鹿にしているように思えるのだが、あからさまに他国民を罵倒する人間が昨今、目立つため、苦言として書いてみた。この箱の論理に、なぜ苦言を言うのかというと、民衆同士を本質的でないことで争わせ、分断することで漁夫の利を得るものがいるからである。

人々を分断して、一つにならないようにして、何がメリットになるのか?それは、支配しやすくなる。消費税増税+法人税減税で搾取しても、非正規労働で搾取しても、民衆が1つにまとまって動かないと民主的には何ら変化をもたらすことが出来ない。つまり、搾取し放題なのだ。この分断統治は、最小の労力で最大の結果が得られるのである。どうでもいいような基準や、瑣末な事でお互いを差別させることで、相互不信の種を撒き、分断することで、自分たちは巨万の富をむさぼる。本当の敵を見定めるためにも、こういう馬鹿げた争いはやめないといけない。