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2014年12月9~10日特定秘密保護法に反対する首相官邸前抗議

学生たちのデモに未来への希望を見出す

データを引っ張りだして説明しても信じない人達がいる。なぜなら、そのデータが何を意味するかわからないから、よって、データを出してきても、それが他の人間が承認したものでないと、それを信じない。だから、テレビなどの大衆に影響を与えるメディアは、この種の人たちを動かせる。

大事なのは、データだけでなく、それが何を意味するか伝える事なのだ。グラフや映像は説得力がある。でもおそらく、それだけでは広まらない。人を説得するためには、人間の欲を刺激する事が必要だからだ。

人間には多くの場合、沢山の欲がある。その欲を自分のために利用するのが詐欺師、他人のために使うのが指導者である。キング牧師などは、自分の命をかけて、黒人の自由の為に人々に語りかけた。多くの人々は、自由と正義への渇望から彼を支持した。

渇望が多いほど、それで動く人間は多くなる。詐欺師の例で言えば、小泉純一郎があげられる。人々が改革への渇望を利用して、あの男はまんまと政敵を排除し、この国を新自由主義の奴隷国家になり下げた。あの男は、自分のために人々の渇望を利用した。あの男に渇望を満たしてもらったと錯覚している人はまだ未だにいる。彼らに残っているものはもはや、自分が信じたものが正しいという自尊心のみ、その自尊心までも砕こうとする真実を言う者達に必死で抵抗する姿は、とても救われない。

本来救われるべき彼らが、自らの小さな自尊心を守るという、それだけのために他人を犠牲にする決断をやすやすとこなしてしまうのは、あまりにも救いがない。その決断は他人を救わないし、もっと言えば、自分すら救わないのにも関わらずだ。

この場合、彼らの自尊心を上回る欲を提示する必要がある。彼らの愚行を批判しても、彼らは自分の殻に閉じこもるばかりで、何ら建設的な行動を起こさないであろう。大事なのは、キング牧師の「私には夢がある」という演説のような、人々の真の渇望を満たす主張である。それに最も近い主張をしているのが、学生たちのデモである。

学生たちは、現在のこの国の問題点を客観的かつ冷静に分析し、その上で何をするべきかをきちんと人々に語りかけている。私は、そう言う若者たちに未来を感じる。

 自由と民主主義のための学生緊急行動
 http://www.sealds.com/

 THE WAY OF THE SPL 〜5分でわかる特定秘密保護法
 

 SASPL DEMO FINAL@shibuya 2014/10/25
 この動画はYouTubeで見ると演説のみに絞ったインデックスがあります。
 
 (10月25日に行われた特定秘密保護法に抗議するデモ)

特定秘密保護法に反対する首相官邸前抗議」

【日時】 
 2014年
  12月09日(Tue)19:00〜
  12月10日(Wed)18:00〜

【場所】
 首相官邸
 東京メトロ丸ノ内線/千代田線 「国会議事堂前」下車すぐ
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