SKY NOTE

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教科書通りに正しくアベノミクスは失敗した

テレビを見ていると、これでは正しい判断が出来ないと感じる。確信に触れるところは、まず報道されないし、専門家が嘘を平気で言う。なぜ、ウソか分かるかというと、例えば経済学の本を読むと、まず、一丁目一番地に需要(消費)を増やさないと供給(仕事)が出来ないとある。つまり、教科書に書いてあることと、反対の政策である。供給面を増やす法人税減税などの基本的に誤った政策を、専門家が否定することなくスルーしているのが問題。浜矩子教授などは、きちんとそこら辺を言ってくれる希少な存在だが、一人の先生が言っているだけだと、その先生の意見にしか聞こえない。それが経済学のスタンダードな考え方だとわからないのだ。

そして、そのスタンダードな考え方が正しいことを、アベノミクスの失敗は証明した。需要サイドをふやすためにバラマキでも何でもいいので消費を増やす政策をしなければいけなかった。通貨発行で得たお金を株にばら撒くのではなく、消費をする個人にばら撒く必要があった。そうでないと需要が増えず、供給も増えない、結果としてデフレが継続するという教科書通りになった。

教科書通りに正しくアベノミクスは失敗した。基本となる知識を持っていれば、専門家が、その基本から逸脱した意見をスルーしたり、全く正反対のことをもっともらしく言っていることがわかる。ノブレス・オブリージュを理解していない。エリートとしての自覚の足りない三流エリートがテレビには多すぎる。その道の教科書を読めば分かる。

格差を是正するのが必要というのも教科書に書いてある。というのは、需要をふやすには、需要の対象である人間がたくさんいるほどよい。所得が100倍ある人がいても100着服を着たり、100倍高い服を常に買うということはない。もっというとお金持ちの金の使い方は質素なことが多い。つまり、所得の割に消費をしないからこそ、彼らは金持ちなのだ。そういう消費をしない富裕層をふやす事は、消費を縮小させることになる。よって、政府は富裕層から税金をきちんととって、それで公共事業にしたりして、所得の低い低所得者層に分配することで、格差を是正し、その結果、需要家を増やし、消費をふやすことで仕事が増え、需要と供給のバランスが取れると、景気が良くなる。

教科書通りにきちんとアベノミクスはやっているかというと、通貨発行までは良かったのだが、その富を需要サイドではなく供給サイドにばら撒くというアベコベなことをしてしまっったがために、需要が増えないばかりか、増税と円安による物価高騰によって、消費が冷え込んでしまった。基本的にやるべきことと反対のことをしていて、それをエリートがきちんと間違っていると指摘しないものだから、間違ったことが進められて、所得が増えないのに、物価だけ高くなる悪性インフレに現在なっている。教科書を読めば、それはやってはいけないと書いてある。つーか、その反対をせよと書いてあるのに、それをきちんとやらない。そして、失敗した理由を日本経済の低迷とか、もっともらしいお題目をつけて、基本的に間違ったことをやったという事実をメディアが伏せているのが問題なのだ。