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2014.11.22 長野県北部でM6.7の地震、御嶽山噴火の関係

2014年11月22日22時8分頃 長野県北部でM6.7の地震が起きた。震源の深さは約10kmとあるが、より詳細なデータでは3.6kmという。最大震度6弱

 長野県北部 M6.7 最大震度6弱 震源の深さ約10km
 http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20141122220819.html
 

この地震を見て思ったのは、その56日前の御嶽山噴火である。恐らく、この噴火活動が地震の前兆現象であったと考えられる。

 Wikipedia:2014年9月27日 御嶽山噴火

 位置関係と時差
 
 御嶽山噴火後56日後、長野県北部でM6.7の地震が起きる。

過去の記録を参照すると、噴火の後に地震が起きた。その記録を振り返ってみる。

東日本大震災(噴火後44日目に地震
 2011年1月26日 霧島山噴火
 2011年3月11日 東日本大震災(M9.1 震源10km)

新潟県中越地震(噴火後52日目に地震
 2004年9月1日  浅間山噴火
 2004年10月23日 新潟県中越地震(M 6.8 震源の深さ13km)

長野県北部地震(噴火後56日目に地震
 2014年9月27日  御嶽山噴火 
 2014年11月22日 長野県北部地震(M6.7 震源の深さ10km)

近くで噴火が起きてから40〜60日程度で地震が起こっているパターンが見受けられる。ただ、東日本大震災のように、九州の噴火活動が東北の地震活動に関係している場合があるので、位置的に遠くても、地下のプレートでは繋がっているため、噴火が起きたら、日本全体で地震に警戒するというのが正しい。このパターンだけを見れば噴火後40〜60日は警戒が必要である。特に東日本大震災のような大きな地震の場合、同様に大きな噴火活動が前兆となっていると観られるので、最も警戒するべきは、大噴火である。その前後で地震が起きる事を想定するべきだろう。

改めて日本が地震列島であることが分かる。選挙でもこの点を考慮に入れて、原発政策の是非を考えて投票するべきなんだと思う。地震原発が壊れて国土が放射能汚染されたら経済破綻する可能性もあるから、経済のことを考えたら、なおのこと原発は否定しないといけないと思う。どこの国も放射能汚染された製品を買いたくないだろうしね。壊れないように設計していると言っても、以下の耐震性能の数字を見たら、全然説得力がない。普通の建築物でも耐震性能が低かったら建築許可がおりないのに、原発は性能が低くても時の政府によってゴーサインが出る事自体、異常だと思う。(原発は絶対壊れてはいけない設備のため、日本最大の地震動に対して壊れないという性能が必要である)

原発の耐震性能と、最近の地震の揺れの強さ(ガル:この場合、揺れの加速度を示す単位)
 福島第一原発   : 600ガル(設計基準:実際には460ガルで壊れた)
 ストレステスト  : 700ガル(近年の地震に対し、あまりにも過小な基準)
 阪神大震災    : 818ガル(1995年)
 大飯原発     :1260ガル(3〜4号機 耐震性能)
 新潟県中越地震  :2516ガル(2004年)
 東日本大震災   :2933ガル(2011年)
 岩手・宮城内陸地震:4022ガル(2008年:観測史上最高/世界最大)

この異常な事態を是正するためには、有権者が選挙で、この状況にNOと言うべきだと思う。ただ、今回は自民党はダメだからと、民主党に入れるべきではない。なぜなら、原発政策において、彼らは国民を裏切って原発再稼働を決めたし、その裏切った連中が上層部に居残っているので、自民党民主党も同じ穴のムジナ、別の政党を選ぶべきだと思う。原発再稼働について、明確に反対している政党は以下のとおりである。

 原発反対政党 共産、生活、社民

地震原発破壊という事を想定できる想像力が有権者に求められている。なぜなら、後になって「想定外」と言っても遅いからである。