SKY NOTE

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好きなことが疲れない理由

自分は、ちょっと何かをやっただけで、疲れてしまうタイプの人間なのだが、そう言う私でも好きなことだと何時間でもやっているので、この差は何なんだろうと思ってGoogleさんに聞いてみたら、以下の記事がヒットした。

 好きなことなら疲れない 大原敬子氏の公式ホームページ
 http://keikoohara.web.fc2.com/peace6.html

それによると...
<引用>

多くの人が好きなものを持っていません。いや、私は休日にテニスを楽しんでいる、趣味の園芸をやっているとおっしゃる方がいらっしゃるかもしれません。多くの人が好きなものを誤解しています。何か行動を起こしたり、形にすることが好きなことをやっていることだと思っています。そうではありません。心の中で小さな感動があれば、それは好きなことです。マンションの隣の部屋に住む女性に恋をしたり、おいしいものを食べるだけでも好きなことです。でも人は、形や行動にこだわると、趣味を持とうとしたり、旅に出ようとします。せっかくの休みだから、あれもしなくては、これもしなくてはと、つい欲張ってしまいます。これでは、休みだからという強迫観念に突き動かされて、時間を浪費しているだけです。心は休まっていません。形や行動で終わらずに、本当に好きなものを探してみましょう。

(大原敬子著書『50代からの休みかた上手』より引用)

つまり、形や行動にこだわっている事は好きなことではないため、逆に疲れてしまう。しかし、自分の心のなかで小さな感動があること、それが本当に好きなことであり、それをすることは安らぎであり、何時間でも続けられることなのだという。自分はこれを見て、ナルホドと思った。自分が子供の頃、模型飛行機で何時間も遊んでいられたのは、飛行機を飛ばすという行為の一つ一つに小さな感動が散りばめられていたからだ。しかし、大人になって結果や形にこだわっていくと、ほんの僅かな仕事でも、疲労困憊してしまい自己嫌悪に陥ることが多かった。どうやら私は、仕事の中に小さな感動を見つけるよりも、形や行動にこだわっていたのだろう。他人の目を気にして、形や行動にこだわる。そうすることで、仕事が嫌いになり、それが大きな疲労感となって自分に跳ね返ってくる。

あまりにも、自分が疲れやすいので体質的に自分は弱いのだと思っていたが、そうであるならば、好きなことを何時間も続けていられるわけはないわけで、そこからすると問題は精神的な問題であり、それを解消すれば、疲労感をなくせる可能性があると考えて調べると、大原敬子氏のホームページを見つけ、得心のいく答えを見いだせた。仕事でも趣味でも、形や行動にこだわらず、そこから自分が感動できるものを見つけていくことが疲れないために必要だと思う。この考え方が、私ができなかったのは、恐らく子供の頃から、他人に責められて苦しみすぎたからなんだと思う。多分、負のスパイラルに落ちてしまったのだ。

負のスパイラル

  • 1.他人に責められる
  • 2.→他人が怖い
  • 3.→恐怖を抑えるために他人から評価される形や行動にこだわる
  • 4.→しかし、それが極度の疲労を生み、続けられない
  • 5.→続けられないので結果が出ない
  • 6.→最初に戻る

これを正のスパイラルに変える

  • 1.他人に責められる
  • 2.→他人を恐れない(リラックスするするために自分を励ます)
  • 3.→他人の評価よりも自分の中の小さな感動を見つける
  • 4.→その感動を糧に行動する
  • 5.→継続できるので、結果が出る。
  • 6.→他人に賞賛される。
  • 7.→3へ戻る。

私の問題点は、2番めの他人を恐れ、他人から評価される形や行動にこだわりすぎたことである。コレが私の疲労の最大原因であり、この思考回路を私に定着した人間は、義姉であった。義姉の冷たく理不尽な言葉は、私にとって恐怖の対象であった。そんな中でも子供の頃の私は自分を励まそうとしたが、義姉はそれを「言い訳」だと言って許さなかった。つまり、子供の頃の私が正のスパイラルにしようとしたのに、義姉のやったことは、それを無理やり負のスパイラルに突き落とすことであった。だから、大原氏の言葉は、私にはとてもよく理解できる。非常に的確な説明だと思う。思えば義姉自体、不幸な人なのだと思う。形や行動にこだわりすぎて、人の心や状況を把握できない、それ故に、周りの人間を傷つけ、苦しめると同時に自分自身もあまり幸せな人生を送っているとは、言えないと思う。この考え方では。自分の不幸な考え方を、他人に強制した義姉の罪は重い、しかし、今の私は、その義姉と顔を合わせることは、もう二度とないであろう。

私が他人を意識せざる負えなかったのは、彼女があまりにも冷たく厳しい言葉で人を責めたからであって、精神の均衡を保つためにやったことだが、それは、私を不幸にしてしまった。私の能力は、恐らく疲労のレベルから言って、数分の一に落ちてしまっただろう。義姉と同じような人間がいても、大人の私は、そう言う人間と距離を置いたり、無視することが正しい事だと理解している。私がするべきは、その理解に基づいて自分の発想を切り替え、他人の設定する形や行動にこだわるのではなく、自分を励まし、自分の心の中の小さな感動を見つける事だ。自分が何を嬉しいと感じ、楽しいと感じるのか、何が大切だと思うのか、そう言う事を考えながら行動することだ。そうすることで、私の疲労はなくなっていくだろう。それはまるで、私が模型飛行機を飛ばしていた頃のように。 

考え方を負のスパイラルから切り替えるのに自分が考えたこと
1.自分のやっていることの欠点ばかりでなく、良い点もみること
2.自分のやっていることの何が楽しいか、何が面白いか意識すること
3.失敗しても自分を否定せず、励まし勇気づけること
4.悪い側面ばかり考えず、良い側面を考えること
5.事実に基づき判断するが、それを過剰に悪く評価しないこと
6.心のなかで自分の欠点を殊更にいい非難する声が聞こえたら、それは絵に書かれた虎だと思い、相手にしないこと
7.良い側面の解釈の比率を悪い側面の解釈以上にすることに務めること(心の持ち方を切り替える)