デジカメでHD動画(motion JPEG)を撮っていると、途中で転送速度が足りなくなり、音声が途切れてしまうので、SDカードのメンテンナンスをする事にした。SDカードは、使い続けていくと端子部の銅に汚れや酸化膜が出来てしまい接触不良を起こす。見た目、汚れが見えなくても、酸化膜が出来てしまうと、接触が悪くなり転送速度が落ちて、HD動画撮影の際にエラーが起きやすい。(ビットレートの低いSD動画ではエラーが起きなかったりする)
0.安物SDカードは買わない
- トラブルの原因なので避けたほうが良い。スペックが高くても、デジカメの起動が遅くなったり(SuperTalentの16GB Class10の奴を使ったら起動に9秒もかかった)、書き込みエラーが出やすく、目に見えない部分で性能が低い。オススメはSanDiskのメモリー(自分の使ってるデジカメ:カシオ EX-Z450)
1.SDカード内のファイルを空っぽにする。
- SDカード内のファイルを全てPCに移して空っぽにして、デジカメの設定で全消去を選んでフォーマットする。これによって、転送速度が若干改善する。(内部のファイルが断片化していると、読み書きが遅くなりHD動画撮影などでエラーが出やすい)しかし、端子が汚れている場合、これでもダメ、ですので↓
2.SDカードをクリーニングする
- 最初、水と綿棒のみでキレイにしてもダメだったので、霧吹きで端子に水を吹きかけて、爪楊枝の尖った部分で端子をこすり、酸化膜を剥がした。(外見上は、酸化膜が剥がれているのか見えないが、こするとエラーが出なくなったので改善されていると思う)爪楊枝なのは、先端が適当に柔らかく、端子を傷つけにくいから、しかし、端子部はデリケートなので力のかけ方には注意!、擦った後は、濡れた綿棒で拭き取り、乾いた綿棒で乾拭き、そして、霧吹きで濡れたSDカードを柔らかい布で拭き取り、乾かす。
- 端子クリーニング(必要なもの:つまようじ、霧吹き、やわらかい布)
- 0.万が一のために重要なファイルはPCにバックアップ
- 1.霧吹きで端子部を濡らす(ちょっと濡らすだけで良い)
- 2.爪楊枝で端子部をこする(端子はデリケートなので力加減に注意)
- 3.濡れた綿棒で水拭き
- 4.乾いた綿棒で乾拭き
- 5.濡れたSDカード全体を柔らかい布で拭く
- 6.乾燥させる
3.カードは箱に入れておく
- カードはホコリがつかないように箱の中に入れて保存する。できれば酸化しないようにジッパー付きの小さな袋に入れてもいいと思う。
4.他のカードもキレイにする
- たまに使うカードも汚れていると、デジカメ側の端子を汚してエラーの原因になるので、他のカードもキレイにしておきたい。
- これで治らない場合、SDカードスロットのクリーニングキットが有るそうな
- SDメモリーカードスロットのクリーナー
- http://abcdefg.jpn.org/daiso/sdcleaner/cc.html