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ローム、発光効率190lm/wの40型の直管形LED蛍光管を発表 

ロームが発光効率190lm/WのLED蛍光管を発表した。
従来の蛍光管の4割程度で同等の明るさが手に入る40型LED蛍光管

「新製品は電源の効率が高く、薄型化しており、半導体内部のジャンクション温度が65度と低い。このため、管内の特定のLED素子と蛍光体の組み合わせだけが変色するといった劣化を起こしにくい。同じ4万時間とはいえ、大型の電源を利用している製品と比較すると色変化のリスクが少ない」(ローム

型番:R-FAC40MN1(40型LED蛍光管)
 消費電力:13W(蛍光管40w、インバーター管32w、従来のLED蛍光管17w)
 演色性 :Ra80(昼白色)
 外形  :経:35.9mm 全長:1212mm
 口金  :G13(一般的な40型蛍光管と同じ)
 電圧  :AC100V 〜 242V
 光束  :2480lm
 寿命  :4万時間
 取り付け:安定器を取り外してから、取り付ける。
 価格  :1本あたり数千円
 発売時期:2月からサンプル出荷、3月から本格量産(当面月産1万個)

今後、20形と110形を揃えていくとのこと。光色も暖色から寒色まで4種類に広げるという。用途に応じてカバーなどを揃え数十種類を展開する予定との事。

一般的な蛍光管の1/3(40w→13w)の電力で同じ光が手に入るというのがスゴイ。自分は金魚を飼っているので、早く20形を発売して欲しい。演色性も高いとのことなので、その意味でも水槽用の照明に欲しい。計算上は、20形は6.5w程度になるはず、値段が3000円程度ならば欲しい。従来の古い蛍光管を使っているところなんかは、これによって、かなり節電が出来るのではないかと思う。LEDは蛍光管よりも輝度の経年劣化が少なくて、水草にいいんだよね。

従来型の蛍光管を1日10時間点灯していて、週休2日、50週間、年間250日点灯していると計算すると、年間2500時間、このLEDに変えると4万時間なので16年もつ計算になる。LEDより電源パーツが壊れる可能性がある年数と感じる。ただ、このロームの製品の電源パーツは発熱量が65度程度と低いため、耐用年数の点でも優れていると思う。良心的な設計であると感じる。

 40w×2500時間=100kWh(2300円)
 13w×2500時間=32.5kWh(747円)

差額:1553円/年

寿命は一般的な蛍光管が6000時間なので、蛍光管6.7本分

 従来型  :40形1本150円×6.7本=1000円 + 6.7回分の送料と取付工事費
 今回のもの:40形1本数千円+1回分の送料と取付工事費

蛍光管自体が安くても、取付工事や送料がかさむことで、全体のコストは、このLED蛍光管を買う方がお得ということになる。大体、これから発光効率が上がっても250lm/w程度(40形蛍光管ならば10w程度)と言われているので、既に190lm(76%)となっている状態では、買い替えても大して違いはないと思う。それに演色性も高いので、青白い光のオフィスが健康的な感じのオフィスになっていいと思う。こういった省エネ形の蛍光灯が普及すれば、原発を必要としない安全な社会にできることのみならず、貿易赤字も減らせるだろう。大体日本の、照明に使っている消費電力は1500億kWhであり、全体(9200億kWh)の16%程度だ。この16%が1/3になれば、全体の11%の1000億kWhがいらなくなり、それを発電するのに必要なLNGコスト(14円/kWh)は1兆4000億円である。つまり、こういう蛍光灯を普及させることで、年間1兆4000億円の貿易赤字が減らせるのである。日本政府には、こういう照明の購入を促進するため、エコポイントを復活させて欲しい。もっと言えば、通貨発行枠60兆円の内、数千億円位、株屋に渡すんじゃなくて、こういうところに出せと言いたい。中期的(2〜3年)に見れば、買い替えコストを節電分が上回りプラスになる計算になる。

原発倒すには、権力はいらぬ、こういう蛍光灯をみんなが買えばいいのさ!」

  • ライトセーバーを見る度に蛍光管に似ているといつも感じる...
  • そして、東電の勝俣元会長が銀河帝国皇帝に似ている。
  • フォースとともにあれ(笑)