SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

Pref..
Speech
STOP
Follow..
QR Code
|◀
▶|
QR
×
voice
volume
0
rate
0
pitch
0

安部首相、大雪で人々が凍える中、自分は料亭で天ぷらを食う。

今回の大雪で山梨県の道路が雪で埋まり、多くの人が孤立し凍える中、安部総理は、東京一高い(のでは)と言われる赤坂の高級料亭『楽亭』で天ぷらを食っていたということで問題となっている。

 山梨で大雪 安倍総理が高級天ぷら食べ批判と擁護出る
 http://yukan-news.ameba.jp/20140217-110/

そこで、気象庁のデータから時系列で追ってみたいと思う。降雪が酷かったと言われる山梨県河口湖を見てみる。

 気象庁:山梨県 河口湖

 降雪量(表の右端の方)を見ると
  14日 75cm(その日に降った雪の量)
  15日 37cm
  合計 112cm

 積雪量(以前に積もった雪と積算した量)
  14日 106cm 気象庁2月14日 山梨県 河口湖:積雪量
  15日 123cm 気象庁2月15日 山梨県 河口湖:積雪量

つまり、14日中に75cmも降っていたことから、14日深夜の段階で道路が塞がっていたと考えられ、車に乗っている人が凍えながら夜を明かしていた。つまり、この時点で緊急事態を発令し、行動していなければいけなかったと言えるのだが、それから44時間以上たって、安部首相は何をしていたのかというと...

 首相の動静を記すTwitterのまとめ
 http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65782649.html

朝日新聞(@asahi_kantei)、2月16日 午後8:34のツィート

  • 総理番・安倍龍太郎)安倍首相は今夜、東京・赤坂の天ぷら料理店で支援者らと食事をしました。先ほどお店を出発しました。

とあるので、安部首相は、危機が生じてから44時間以上たっても何もせず、高級料亭で呑気に天ぷらを食っていた事になる。これの何が問題かというと、雪の怖さを知っている地域の人ならば分かると思う。そこで自分の体験談を書きたいと思う。

エピソード1 「雪で動けねぇ」

  • 子供の頃、友達と遊んでいて、雪の吹き溜まりにおちて動けなくなった。友達に助けてもらって、やっと助かった。これが、友達がおらず、一人の時だったらと思うとゾッとした。

エピソード2 「凍えて死ぬかと思った」

  • その日は、午前中は晴れていたので、自転車でとなり町まで走っていった。しかし、帰りに雪に襲われ、自転車をこいで走ることが出来ず、自転車を引きながら、半分、氷りながら家に帰った。動けない上に超寒いのである。体全体が冷えて、手もかじかんで、とても寒かった。あの時ほど雪が怖いと思ったことはない。これは2時間程度の事である。

今回の雪は44時間以上である。雪の怖さを思い出し、Twitterの速報情報を見ながら「これは、時間が経ちすぎている…寒さで人が死ぬ」と思ったのだが、その間、日本の首相は何をやっていたかというと、高級料亭で天ぷらを食ってたというのだから、これはダメだ。安部首相には、この国のリーダーの資格はないと、雪の恐ろしさを知っている人ならば分かるはずだ。(雪の怖さ:身動きがとれない中で寒さに襲われるという恐怖)

 大雪の死者23人 関東は20日も降雪の予報
 http://www.asahi.com/articles/ASG2K51FVG2KUTIL02K.html

今回の大雪で全国17箇所で観測史上1位の積雪を更新した。甲府の114cmの積雪は、他の地域でも、それ以上の雪が毎年降っているから大騒ぎするなと思うかもしれない。しかし、それらの地域は雪に対する備えがある。問題は、そういう備えのない地域で大雪が起きてしまったことなのだ。

甲府市の積雪は、気象庁の120年の記録の2倍以上降ったのだ。そのクラスの積雪に対応する備えはなかったと考えられる。だからこそ、国が緊急事態を発令し、動く必要もあったと考えられるのだが、安部総理は何もしなかったという事で批判されているわけだ。雪の恐ろしさを多少なりとも知っていれば、それは頷ける話である。