2013年8月30日、アメリカ大使館前で開かれた「緊急アクション シリアを攻撃するな! NO ATTACK ON SYRIA!」の様子を撮影。
主催: ピースボート(http://www.peaceboat.org/index_j.shtml)
WORLD PEACE NOW(http://worldpeacenow.seesaa.net/)
イラク戦争の検証を求めるネットワーク(http://iraqwar-inquiry.net/)
緊急アクション「シリアを攻撃するな!」NO ATTACK ON SYRIA!|2013.8.30
シリアへの化学兵器使用について、十分な証拠もないまま、アメリカが武力行使する情勢を見て130人がアメリカ大使館前に来て抗議をしていた。
アメリカのシリアに対する軍事攻撃を見ていて思うのは、イラク戦争のデジャブでした。イラク戦争でも大量破壊兵器の保有していたとして、十分な証拠もないまま戦争に突入し、泥沼化しました。そして、後になって、大量破壊兵器はなかったと、茶番を演じたアメリカが、その舌の乾かぬ内に、今度はシリアに参戦という暴挙に出るとは、「オバマ大統領も落ちたものよ」と思います。思えば、オバマ大統領はイラク戦争に反対した事で、支持を獲得し、大統領にまでなったのに、そのオバマ氏自らが、このような暴挙に首を突っ込むとは、権力とは、なんと残酷なことなのかと思わずにいられない。
実際、この戦争に対するアメリカ国民の支持率は、たった9%、二桁にもなっておらず、半数以上は反対を表明している。諸外国もイギリス、ドイツは、この軍事介入には、加わらないと表明し、フランスとアメリカが軍事攻撃も辞さないという姿勢をとっているようです。アメリカでもシリアへの軍事介入に対する70人程度のデモが起きた陽ですが、アメリカという国は、最初は小さなデモであっても、ある時を境にめちゃくちゃデカくなる国でもあるので、今後の情勢次第では、その数が増え、世界的な流れになる可能性もあります。
そんな中、日本でもシリア参戦に反対する抗議デモがあったことは、日本の良心を感じさせるものでした。