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伝記映画「Jobs」11月に日本公開! 邦題は「スティーブ・ジョブス」

スティーブ・ジョブスの伝記映画が11月に日本公開されることが決まったようだ。見たい...見
たいぞ...この映画、役者さんが若い頃のジョブスとよく似ている。

 伝記映画『JOBS』邦題は『スティーブ・ジョブズ』で11月公開!
 http://ascii.jp/elem/000/000/803/803326/

というわけで、英語版のムービートレイラーをば

  • The Official Trailer for Jobs The Film

ジョブスの生き様って、映画みたいにドラマチックだから、映画になるのも早い

ジョブスの伝記を図書館で借りて読んだけど、面白いよね。彼の人生って、初めて見る人は面食らうと思う。個人的には、ウォズにプロトタイプのApple Iを見せてもらって「ワォ」というところが好きかな、自分がMacを始めてみた時の感覚と同じだとおもったから、世界が変わる瞬間というか、そういうもの。今、PCが当たり前にある世代は、あの場面を見ても、スゴイとは思わないだろうけど、それまでは、個人がコンピューターを持つなんてありえないことだった。

 Wikipedia:Appple I

  • 世界初のPC(パーソナルコンピューター)1976年発売、価格は666ドル66セントだった。当時はキットのみで、組立てねばならず、ディスプレイはテレビだった。

コンピューターは、1台何千万、何百万もするのが当たり前で大企業とか、大きな研究機関がもっているものであって、個人が所有するものじゃなかった。それが、まるで当たり前のように、完全な機能を持って、目の前にあるという所でジョブスが驚いているわけなんだよね。机の上の革命というか、そこに新しい世界があるって瞬間ってのが凝縮している。そして、その瞬間に彼の人生は変る。時代の風雲児になる。

黎明期のコンピューターの世界が面白いのは、常に下克上の世界で、今日トップだったものが、明日は、どうなるかわからない。とてもアグレッシブな世界。今は、昔と比べて、それほど変化は少ない。思えば、ジョブスがかき回していた頃のPC業界は面白かったな。飽きなかった。今は、変化がおとなしい。新しい技術はあるけど、過去が凄まじい淘汰にさらされるということがない。変化は穏やかで段階的だ。ある意味、成熟している。現在の変化はOpenTechnologyによるプラットフォームの統合、かなり大きな変化ではあるんだ。Firefox 22でUnrealの3D エンジンを見たら「スゲー」と思ってしまう。でもジョブスのプレゼンのない変化には、ドラマチックさがないな。技術仕様を見て、デモを見て、それでおしまいって感がある。それが社会にとってどんな意味があるのか教えてくれたのがジョブスだった。

今は、それがない、だから寂しいね。ジョブスの映画でも見て、そこらへん、メーカーには、なんとかして欲しいと感じる。