SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

福島第一原発 合計50万1000Bq/Lの汚染水が観測用井戸から検出される

福島第一原発の地下水から放射性物質ストロンチウムトリチウムが検出された。

 報告者 :東京電力
 期間  :先月から今月にかけて
 場所  :福島第一原発2号機のタービン建屋の海側にある観測用の井戸
 汚染物質:地下水
      ストロンチウム:  1000ベクレル/L(国の基準の30倍)
      トリチウム  :500000ベクレル/L(国の基準の8倍)
 対策  :近くの護岸の改良(観測用の井戸を増やして監視を強化)

NHKの報道は、1ccあたりという報道の仕方で、一般的なベクレル/kgの数値と1000培違うので、単位を合わせておいた。こういうところが偏向報道、ウソじゃないけど、小さく数値を見せようとしている。これが日本のマスコミの常套手段。

NHKの報道によると、ストロンチウムの海への排出基準が国の基準値は33ベクレルという計算になるが、基準値に端数があるとも思えないので、恐らく30ベクレルだろう。骨に蓄積し、生物学的半減期が50年で半減するとあるが、実際には物理的な半減期が生物学的半減期の50年に比べて、29年なので、29年間で半分になるほど、体に長く留まり白血病の原因になる猛毒である。

トリチウムは、水と殆んど同じ性質、ある意味、放射性物質である以外は、水そのものといって良い物質なので、フィルターでは除去できない。体の中に入っても水と同様に代謝される。(2ヶ月くらいで排出される)そして、水として体を駆け巡り、あちこちに放射線を出して、ガンの原因になる。しかし、性質が水そのものなので、特定の器官に蓄積しない。自然界にも存在するが、降雨中に1ベクレル/L、今回、検出された汚染水は、その50万倍

トリチウム三重水素)は、再処理工場では、ダダ漏れです。六ヶ所村では、年間800tの使用済核燃料を処理する予定で、排水中に1.8京ベクレル、排気中に1,900兆ベクレル、放出されるとしている。(トリチウムはフィルターで除去できないのでダダ漏れ)CNICでは...

  • 「放出される水を摂取しても大きな被曝線量にはならないとしても、このような放出はよいことではない」

...とあるが、ものすごい量である。CNICは、実効線量をベースに計算しているが。この係数自体がどのように算出されたものか不明であることと、他の放射性物質の事例からも、被曝レベルと病気の相関関係には小さすぎて、使えないと言われている。つまり、問題のある症状のある人が出てきている地域の被曝レベルを実効線量で計算すると、大丈夫だということになってしまう。

 原子力資料情報室(CNIC):トリチウム三重水素
 http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php?cat_id=1

高濃度のトリチウムが排出されても大丈夫だと言っているのは恐らくの所、実効線量のとても低くなってしまう係数値と、大気中やら、海などで希釈されれば、低濃度になるという解釈だろうが、しかし、周辺地域では、希釈する前の高濃度な状態であると考えられるので、恐らくは周辺地域にガンを誘発するのではないかと思う。そう考えられるのは、世界中の原発、特に日本と同じIAEAの基準で運用されているアメリカの原発の周辺地域で子供のガン患者が増えており、そこから考えると、IAEAの安全基準や実効線量の係数がザルだからこそ、そうなっていると考えるのが妥当である。つまり、再処理は、やめて地中に埋めることが妥当である。そして、地中に埋めている間、放射能を無害化する研究を続け、そして、無害化出来る技術が開発されたら、取り出して安全に処理するのが妥当だろう。現在の技術水準では、安全性を考えると、再処理せず、地中埋設がベストだと思う。
(日本はプルトニウムあっても使わないし、もんじゅは、つかえねーし、つか、不安定だし、安全じゃないし、結局ダメなので、地中に埋めるしかないのだ)

 
また、再処理の目的は、生成した燃料をもんじゅで燃やして、再び燃料にするためなのですが、もんじゅが機能不全に陥っている現状では、核燃料サイクルは完全に破綻しており、再処理する理由は、殆どなくなったといえます。もんじゅのような高速増殖炉は、アメリカもフランスもやりましたが、膨大なコストが掛かってやめた経緯があります。つまり、どこの国でも核燃料サイクルは諦めたというのが実状です。また、再処理工場で生成されるプルトニウム核兵器の材料になります。つまり、もんじゅが機能不全になっている段階での再処理工場の国が進めている目的はプルトニウムの抽出以外にありえないのです。この点は小出教授も指摘していました。核兵器の材料になるプルトニウムを保有することは、国際社会から非難を浴びる、特にアメリカに警戒される行為です。イランを見れば分かる通り、戦争を吹っかけられる恐れがあります。よって、国の安全保障上、余計なプルトニウムは溜め込まないがことが大切です。処理などせず、安全に処理できる技術ができるまで地中埋設が妥当です。恐らく数百年もあれば、人類は核を安全に処理する英知を獲得しているでしょう。それまで、地中で安全に保管するのが、現在とれる最も確実な方法です。