SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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冷蔵庫の修理で、諦めないことの意味を知る

うちの冷蔵庫は、もう22年も使っており、冷蔵室の電気はつかないわ、最近では、冷蔵室に水が貯まるようになり、自分で修理をしてもなかなか治らない、一時的に治るが、1週間もすると水がたまり出す。どうやら排水管が凍結して、水が出ていかないよう。凍結防止ヒーターの故障かもしれないと思いながら、何とか治そうと、問題になりそうな部分を触ってみると、プラスチックの継ぎ目に隙間があり、そこから冷気が漏れている。恐らく、空気中の水分が露となり、それが凍結して、内部の電気配線に問題が生じる可能性があると思い、問題となりそうな継ぎ目をテープやティッシュ、サランラップを使って塞いでみた。これで、ヒーターがもし復活すれば、凍結が防がれ、水がたまらなくなるはずだと思ってやったら、意外なことに、消えていた冷蔵室の照明がつくようになった。治そうと思っていたところと別のところが治り、何のことやらわからない変な治り方で困った。ただ、思ったのは、相手の状況を見て、それが良くなるよう対処すれば、意図していなかったが、何となく良くなるものだなと思った。

本来は、冷蔵室の照明ではなく、水が貯まるのを治そうと思っていたのだが、別のところが治って思ったことは、自分の予測通りに行かない事だ。つまり、逆に言えば、自分がダメだと思っていたことでも、相手の状況をよく見て、それが元気になるように手をつくしてやれば、何らかの形で良くなる事もあるという事。つまり、ダメだと思っても、それがダメではない可能性がある。そう思うと、とにかく対象を観察して、良くなるように手を尽くせば、何らかの結果が出るかもしれないと思った。だから、ダメだと思って絶望する必要はない、とにかく、観察と行動の繰り返しをすれば、何らかの形が出てくる事を信じて頑張る事が大事だと、この冷蔵庫の修理で感じた。

だから、諦めない。とにかく、頑張る。良くなるのには何が必要なのかを常に考えつつ、なるべく手を尽くす。それでどのような形でよくなるかは分からないが、だが、分からないのだから、逆に希望があるんだ。それが分かってしまうほど、自分が偉くないことを、今回の冷蔵庫の修理で思い知らされた。そして、相手(今回は冷蔵庫)を思う思いやりが観察眼を研ぎ澄まし、状況を好転させることもあるとも思った。そういう意味で、思いやりのパワー恐るべしと思うわけである。自分の場合、相手が冷蔵庫だったりするわけだがね。