SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

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ダメ人間と同じ行動パターンの今の日本人

デモなどの行動を見て思うのは、最初は、問題を解決しようと何万人も集まったのに、少しでもダメだと思うと、すぐに手を引いてしまう所、ダメ人間そっくりである。ダメ人間がダメ人間といわれる所以は、才能がなかったり能力がないことではない、そんなの世の中の90%の人は恐らく才能なんてないし、能力がないなんて最初はだれでもそうだ。ダメ人間がダメ人間たらしめている最大の理由は、すぐ諦めてしまうことだ。努力が継続しない、だから、結果が出ないのだ。だからダメ。(諦める速度はマッハ級:音速並である)

じゃぁなんで彼等がすぐ諦めてしまうのかというと、スランプ状態にいるからだ。ちょっとでも失敗すると、「あぁ...また失敗か」ということで、努力を続ければ結果は出るのに、すぐに諦めてしまう。日本人がそうなってしまったのは、1989年のバブル崩壊以来、24年間にわたって、満足に給料も上がらず、庶民としての実質的な景気回復(成功体験)から遠のいているからである。私が人の能力を引き出した時にやっていたことは、この逆だ。「諦めさせない」ことだ。相手の能力を事実に基づいて褒め、問題点は客観的に指摘し、何をすればいいか目標を示し、こうすればうまくいくよと教えてあげる事、そうやって他人を成功に導いたことがある。今、ツィートデモでも同じ事をしようとしている。最初はTPPへの批判一辺倒だったが、途中から...

 TPPに入ると不況になる?! 内需拡大で景気回復は出来るComments
 http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20130308/1362731102

...のように、どうすれば景気回復が出来るかというプランを示すようになっている。まだまだ、数字ばかりで表現力が足らないので、これの何が解決策なのかわかりにくいが、要するに、どういうことをすれば、現状を打破できるかという目標を示すようになっている。(私が成功に導いた人のタイプは、こういう数字の羅列の意味が読解できる中の上クラスの人間である)ただ、ダメ人間のダメ人間たる所以は、こういう提案をしても、全く反応がないところで、出口が示されているというのに、絶望という迷宮で立ち止まっているのが、彼等がダメといわれる所以である。どうせダメだと思っているのである。何事も結果を出すには、努力を一定量継続しないといけないのに、すぐに諦めるから結果が出ないという現実がセンスとして分かっていないのである。頭で分かっていたとしても感覚的に(センスとして)ないのだ。成功体験がもう24年間もないとそうなってしまう。こういう精神的な成功感覚を失った状態をスランプ状態という。本人に能力や才能がないのではなく、それを生かす意欲を失っていることからくる問題、まず、これをクリアしないといけない。

デモでも、大きくなれば、何らかの結果が出るものである。それはアラブの春など、外国を見れば分かる。今の日本人は、ちょっとダメだと思うとすぐ手を引く、それじゃ、どんなことをしても結果は出ない。だから、何をするべきかというと、励ましが重要になってくる。とにかく諦めさせない。これに尽きる。だが、私は、昔は個人を相手にやって一定の成果があったが、今度は社会全体だ。社会を励ますのは難しい。特に今の日本はマスコミが影で外国に支配されているから、ダメオーラ満載のテレビや新聞の情報が流れ、日本人を有能にしないように誘導している。つまり、マイナス方向に誘導する敵がいるのである。これが困る。ひたすら日本は駄目だ、ダメだと、言って絶望を振りまき、努力を継続できないようにしている。(日本人論など特にそうだ。聞けばまるで根拠が無いのだが)彼らがそういう報道をするのは、日本人が再び有能になってしまっては困る国の差し金なのである。つまり、アメリカだ。1989年以降、冷戦終結後のアメリカの戦略は根本的に変わり、アジアの民主国家の手本としての日本から、経済的なライバルとなった日本を蹴落とす戦略に変わった。彼等は、円高に通貨を誘導し、日本の外需を鈍らせ、輸出企業の株価を下げさせて、その株を20年以上にわたって買い続けた。そうやって、輸出企業の株主による支配を着々と進めつつ、NHKなどの放送局を経営委員会のメンバーに自分の息のかかった人間を送り込み、経営に参加し、電通を通じて、NHK内部の業務に侵食することで、報道のコントロールを強めた。民放も日本テレビとフジテレビを見れば、もう20%以上も外国人投資家が占めている。放送局としては由々しきことである。本来は、法律で規制されている水準だが、議決権のない株という事で、お目こぼしを受けている。だが、たとえ議決権がなくても20%以上という数字は十分すぎるほど発言権がある。20%以上も持っている株主が株を売れば、株が暴落し、経営が立ち行かなくなる。そうやって情報を支配して、とにかくダメなオーラをまとった情報をとにかく流すということをされているので、説得するのが難しい。

個人で言えば、とにかく、「お前はダメだ」と言って人をダメにしてしまう人の横で、いくら説得しても、ソッチの方を向いている限り、成功から遠ざかってしまう状態、それが今の日本人の状態である。だが3.11から後は、その矛盾に気づきつつある人が増えてきた。(自分も含めて)デモに参加している人などそうなのである。現状に疑問を持ち、行動した人々、それがある意味、正常なのであるが、マスコミの負のオーラに支配された大半の人は、未だ根拠のない絶望という異常な状態にいる。よくよく考えてみると、日本という国は、経済規模は世界第三位、技術力は一昔前より衰えたものの、世界トップランクのものが多数ある全然悲観するべき国ではないのである。これらの技術資源や世界第三位という豊富な資本を活用出来れば、状況を好転させることは可能なのだが、それを可能とするには、政治を変えなくてはならず、そのためには、皆の努力が必要なのである。それが出来れば、選挙で勝つことが出来、最終的に政権交代が実現し、社会が変わる。

そのためには、多くの人が、五大新聞(全国紙:読売、朝日、日経、毎日、産経)をやめて、比較的正常な地方新聞に切り替えたり、テレビではなく、ネットから情報を得るべきなのである。それが出来れば、負の影響から逃れ、正常な感覚を取り戻せる。他の国が羨むような技術も資本もあるのに、それを生かす頭がないのが今の日本の悲劇なのだが、その頭を擁立する為の情報が欠乏しているのが根本的な問題で、その情報を経済的ライバルであるアメリカ(CSIS:CIAの下部組織)に首根っこ掴まれているために成功していない。

電通で収益を通信社から情報で、そうやって首根っこ掴まれた傀儡メディア(記者クラブメディア)に過ぎないものを疑いもせずに信じてしまっている事が問題なのである。そんなに悪いことはしないであろうと思ってしまう。それが甘いのである。敵の日本に対する危機感の大きさが分かっていない。アメリカという国は、自分が敵だと思った国には徹底的に対処する国である。日本に対しては日本国民にバレないように、メディアを影で操ってコントロールしている。戦後、日本がGHQの支配体制にあるとき、日本の諜報部のトップを死刑から赦免し、その情報シンジケートを活用して、主要なテレビや新聞を支配した歴史がある。それが電通、そして、その子会社の時事通信共同通信である。今、日本を苦しめているのは、戦前の日本のスパイ組織が母体となっている。将棋の駒のように、アメリカは敵の駒を活用したのである。今、日本がしないといけないのは、国内にいるこういう裏切り者を再び、将棋の駒のように自分の方に引き入れることなのだ。ただクビにするだけでは、再び敵の作る組織に組み込まれて、新しい組織で妨害工作をされてしまうので、トップのクビを切り、組織は自国のスパイ組織でも編成して、逆に国内での妨害工作を妨害する任務に当たらせる。それが必要なのである。

情報を支配されて、ダメにされてしまっている日本を見ていると、情けなくなるが、敵が必死になって日本を妨害するのは、日本が本当は恐い国だからである。本気を出せば、アメリカを倒せる国だと思っているからこそ、敵は必死になって手下の傀儡メディアを使ったダメオーラを流し、相手の本気を引き出せないようにしている。それに多くの日本人が気づいて欲しいのだが、それに気づき、奮い立たせる方法がいまいちまだ私にも分かっていないのである。そういう意味では、今の日本は、潰れそうだった昔のAppleに似ている。