2013年2月8日(午後6:00〜8:00)に国会前で開かれた原発反対集会を撮影した。
- 国会前 原発反対デモ|2013.2.8(金)(1時間06分)
この日は、とても湿度が低くて刺すように寒く、時間に遅れてしまったので演説が聞こえるとカメラを動かして撮影した。シュプレヒコールは省いて、演説に集中して収録した。柏崎刈羽原発の新潟の方(23;32)や玄海原発のある九州の佐賀県の方(46:00)など、原発の立地されている地域の方が来られていた。
21:20 たんぽぽ舎の柳田さん
- 東京電力が現場が暗くて見にくいと嘘を言った、なぜ、そんな嘘を言うのか?実は福島事故が津波だけでなく地震でもダメになったということが分かってしまうからなんですね。そうなってしまうと、全国の原発が全部地震対策をしなければいけなくなりますね。1つの原発に100億〜200億のお金がかかるわけです。だから、福島事故が津波でダメに成ったことにして、原発が地震でもダメに成ったということをどうしても隠したいわけです。それが昨日(2013.2.7)の朝日新聞のトップにのった国会事故調を欺いたあのやり方なんです。
- Wikipedia:柏崎刈羽原発
- 2007年7月:新潟県中越沖地震により変圧器火災発生。柏崎刈羽発電所全面停止
- なぜそういう事をしたのかというと、実は6年前(2007年)M6.8の中程度の地震で柏崎刈羽原発の原発7基が全部ダメになった。それから6年経って、2号、3号、4号は、未だ修理が出来ていない。つまりM6.8の中程度の地震で、7基全部がダメになって、6年たってもまだ3基が修理できていないほど、めちゃくちゃに壊れている。そういう事をよく知っているが故に東京電力は、福島事故で...あれはM9.0台でしょ。そうすると、新潟の柏崎刈羽原発の1000倍以上も大きいエネルギーで、とてもじゃないが、絶対、地震で壊れたのは間違いないです。それをどうしても見られたくないから、国会事故調の調査に対して、スゴイ放射能があるからダメですよと嘘を言って、ウソの写真を見せて、入れなかったんですね。こういう東京電力の昨日の報道を見ていて、私は改めて一段と腹がたちました。
- 今期、柏崎刈羽を東京電力は動かそうとしているんですね。赤字を黒字にするために、そこで私たちは6年前の地震でこうなっている。そういう事を抑えた上で、尚且つ柏崎刈羽の再稼働をどうしても阻止したい。そういう事で、柏崎刈羽の近藤さんが見えていまして、現地のお話です。
23;32 新潟の近藤さん
- 原子炉圧力容器の圧力をですね...気体を冷やして、そうすると水になるわけです。それを原子炉に戻すという...いわゆる、IC、アイソレーションコンデンサって言うんですか?そこんところがですね。津波が来る前に、どうも壊れた可能性が十分あるんだと、で、あの、証言もあったということです。それを、恐らく...間違いなく、隠すために隠蔽して証拠をどっかにやってしまうことをヤルために、ああいったことをやった。これはほぼ、間違いないです。東電は隠蔽と、改ざんと、捏造、これが三種の神器でありまして...この期に及んでまだやるのかというのが私達の非常に大きな感想であります。(続く)
- 近藤さんの演説は明解で分かりやすく率直なのが印象的だった。(ビデオを見られることをオススメする。近藤さんの演説は読むよりも見る方がいい)
印象的だったのはこの2つの演説だった。