SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

ウォールストリートジャーナルとNHKで大きく食い違う原発世論調査

WSJ原発廃止派、6割超=5割が再稼働反対―時事世論調査(2012.8.11)
http://jp.wsj.com/Japan/node_492997

NHK原発依存“15%程度”が最多(2012.8.14)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120814/k10014259011000.html

集計方法に違いはあるが、原発を6割以上の人間が廃止、5割以上が再稼働反対と述べているWSJの記事に対して、NHKの集計によると2030年までに15%が最多の39%という結果になっている。WSJの記事とNHKの記事との決定的な違いは、WSJの記事において再稼働反対が5割を超えているという事、NHKの集計では2030年までに15%が39%だという。

NHK 2030年までに
原発0%:36%、原発15%:39%原発20-25%:15% その他:10%)

WSJ(7月6〜16日、全国の成人男女4000人の内、1211人から回答)
(再稼働反対:5割、速やかに停止:17.8%、原発廃止:62.6%原発推進:9.7%)

集計方法の違いがあるにせよ、内容的に違い過ぎる。基本的にNHKの情報は原発推進派にとって都合のいい数字であり、WSJの記事は廃止派にとって都合のいい数字である。問題はどちらが民意を反映しているかという事になるのだが、私はWSJの数字が正しいと見る。なぜならば、3.11の原発事故で沢山の人が多大な損害を有形無形の形で被っている事、この夏、殆どの原発が止まっているのにもかかわらず、どこも停電となっておらず、原発を稼働した関電でも電気が余っているという報道がされる中で、原発がなくても、電力が足りている事などを総合すると、「原発なくても大丈夫なんじゃね」というのが普通の感覚と言える。そういう意味では、WSJ原発廃止62.6%には説得力がある。つまり、NHKがウソを言っていると見る。
 
 9割超が脱原発訴え=「悲惨な状況見て」−福島でエネルギー意見聴取会
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012080100631

これは福島の原発意見聴取会、9割以上が原発廃止である。2030年に15%という数値は、この9割以上という数値からはギャップがありすぎる。外の地域の意見聴取会の集計データも見ても、NHKの調査と民意との差が浮き上がってくる

引用:<意見聴取会>原発「0%」7割が支持…8会場の「民意」
 
これを見ると...

他の世論動向と食い違うNHK原発世論調査

 各地域の意見聴取会の合計1253人の内(福島を除く)
             意見聴取会    NHK
  原発 0%   :874人(69.7%) 36%(半分)
  原発15%   :139人(11.1%) 39%(3.5倍以上)
  原発20〜25%:210人(16.8%) 15%(僅差)
  その他     : 30人( 2.4%) 10%

NHKの集計データはWSJや意見聴取会のデータとも食い違っている。総合的に見て、NHKの調査は民意を反映していない特殊なものとして見る事が妥当だと思う。WSJのデータは、意見聴取会のデータと整合性がある。そこから見ると、NHKのデータのみが突出して異常な値なのだ。特に原発15%が意見聴取会のデータと比べると3.5倍に膨れ上がっている点が、あまりにもおかしい。このNHKの集計データは、民意を反映していない。それは数万人のデモを一切報道せず、民意を無視した姿勢から見ても、それは明らかではないだろうか?少なくとも私はそう思う。
  
 2012.6.29 官邸前のデモ(NHKは、このデモの規模を数千人と手短に報道した) 
 

  • どう見ても数万人はいるデモの参加者を数千人と表現する時点で、原発報道でNHKがウソを言っている事が分かる。集計データも同じではないかと思われても仕方がない。私は、NHKをこれから、DHKと呼ぶ事にする。Nihon Housou Kyoukaiではなく、Dema Housou kyoukaiと。通称:「デマHK」と。ダメHKかも...