今日は趣向を変えて、脱原発後の日本について考えてみたいと思います。なぜ、そう言う事を考えたのかというと暗い未来ばかり考えるのではなく、明るい未来を考えることが大事だと思ったからです。また、今の暗さと明るい未来を対比させて、未来に向かってこういう社会も作れるのだというビジョンが必要だと思ったからです。
もう夏の終盤ですが、電力、足りてますね。つまり、脱原発が今すぐ可能であることは、もはや周知の事実、発電所の故障、云々というのは、ハッタリだったと分かります。原発を動かした関電自体も、電気が余ってるとのことで、基本的に原発動かす必要はなかった。電気が足りない詐欺は未だに騒いでいるのがいますが、ハッキリ言って惨めですね。マヌケすぎて。
0.汚染地域から移住
- 毎年、30兆円ほど日銀引き受けをし、その予算の内、初年度10兆円を使い福島の100万人に一人1000万円支給して汚染地域から移住させる
1.食品安全基準の厳格化と賠償
- 食品の安全基準をドイツ並みに厳格化(大人:8Bq/kg、子供:4Bq/kg)し、その結果、使えなくなった農地や漁場には、10年かけて賠償金を支払い、同時に西日本での休耕田や耕作放棄地を使った農業をやりたい人には、農業基金を設け無利子で融資をする。また使えなくなった農地には、賠償金を使って、太陽光発電や風力発電などをすることを推奨する。(日本の農地470万ヘクタールの内、今回の原発事故で100万ヘクタールは使えなくなったと考えられる。内3万ヘクタールもあれば、集光型太陽電池で年間1000億kWh発電できる)
2.即時脱原発
3.電力改革
4.廃炉
- 廃炉に向けた作業に、徴兵制を用いて作業員を確保するという案は、人道的でないとして否決、人型ロボットを人間が遠隔操作するシステムを主軸としたプランが練られる。本田のAIBOなど日本のロボット技術を結集した研究予算が組まれる。(光学センサが放射能でやられるので、センサを自動交換できるようになっているとか、そういう原発に適したシステムが組まれる)また人間の動きに可能な限りリアルタイムで即応する技術が研究開発される。内部の集積回路は、鉛のケースに収められ、交換が可能となっている。原発内で壊れたらもう一台のロボットが担いで回収できる設計となっている。電気料金から電力消費税を取ることで、廃炉経費を捻出。
5.再生可能エネルギーの導入
- 政府は2030年に電力自給率を70%まで上げるプランを発表する。
- 脱原発後の日本の電力について
- その主軸は、省エネと自然エネルギーである。それを実現するため以下の政策を実行する。低利の融資が主軸、道路ではなく、エネルギーを作る時代にする。
- 日本環境銀行
- グリーンローン(20年間無利子融資:財源:石油税5兆円の内4兆円を使う)
- 断熱ガラスや自然エネルギーに20年間無利子融資(総額4兆円)
- 集光型太陽電池:7000億円(10kWタイプ×年間50万台×20年)
- (7円/kwhとして試算:20年後:年間1000億kWh)
- 住宅用太陽電池:7500億円(3kWタイプ×年間83.3万世帯分×20年)
- (15円/kwhとして試算:20年後:年間500億kWh)
- シリコン型の半額と言われる有機薄膜型が普及
- 断熱ガラス :8000億円(40万円×200万世帯:20年後:4000万世帯)
- 風力発電 :7000億円
- (12円/kwhとして試算:20年後:年間700億kWh)
- 地熱・バイオマス:1兆円(現行でも商業ベースにのるものもある)
- (地熱:8.3円/kWh バイオマス:10.9円/kWh)
- エコカーエコ家電1%ローン(財源:環境債を発行)
- 省エネ家電やエコカーに金利1%の融資を3〜5年間融資
- エコカー:150万円まで5年間1%融資
- エコ家電:10万円まで3年間1%融資(返済すれば何度でも借りれる)
- この融資制度により、自然エネルギーの導入が進み、エネルギー自給率が高まる。エコカーは主に電気自動車の普及に当てられ、そのバッテリーが、自然エネルギーのムラを吸収し安定供給を可能とする。環境債は、銀行の金利よりも高く、安定的な投資対象となり、借りる方では低利の融資となる。電力価格買取制度は段階的に買取価格が下げられ、自然エネルギーの費用負担が下がり、同時に電力会社の競争によって、電力価格は下がる。バイオマス発電は、バイオ石油や食料油脂の生産に使われた藻のカスを燃やして作ったり、福島の汚染地域に草を植えて、それをロボットコンバインで刈り取って、セシウムを除去できる専用の焼却施設で燃やして発電。周辺には、人は移住しているのでいない。灰は1000年以上の耐久性のあるローマンコンクリートにして固め、300年以上置いておけば、セシウムが1/1000になり、安全なレベルになる。
日本のエネルギーの未来
- 2030年までに、日本のエネルギー自給率は大幅に向上し、電力価格も下がっている。電力会社はリストラと給料カット、旧来の利権構造を破壊する事により、経費を削減しつつ、省エネによる規模の縮小、高コストな原発を排除し、技術革新によって自然エネルギーが低コスト化するなど、総合的に経営努力で、電力価格は下がる。エネルギーによる内需経済の拡大によって、日本経済は安定化する。
- そういう未来への一歩として脱原発が必要です。日本の自然エネルギーは不当に安い買取価格や、ウソの電力単価(経産省のウソ:太陽電池45円/kWh/ヤマダ電機の太陽電池:23円/kWh)によって規模が抑えられてきました。今年の夏、停電がないことから原発がなくてもいい状況が既に証明された上は、自然エネルギーこそ、日本のエネルギーの要といえるものであり、そこへ進むことが必要なのです。経産省は、今度は自然エネルギーを利権化すべく、電力価格買取制度の価格設定を以前は、原発のために不当に安く設定してきたのを、原発がダメになった途端、異常に高い値段に設定しました。この高い値段に利権が潜んでいるわけです。石油税を原資とした無利子融資を行えば、追加負担をせずとも、自然エネルギーの大量導入は可能です。その結果、安くて、クリーンで、自給率75%の電気が2030年には手に入ることでしょう。そういう未来の為に、脱原発をしましょう。不可能ではありません。高コストな原発を辞め、世界でも高い電気料金を形成ししている国内の利権構造を否定できれば可能です。経産省が作るウソの未来に騙されず、賢く日本を変えましょう。今日もデモがあります。デモに出席し、日本の民意を示しましょう。私たちの未来に原発は要らないと主権者として主張しましょう。デモに来れない方は、パブリックコメントを出して民意を示しましょう。ウェブで簡単にできます。
- パブコメのページ(締め切りは8月12日 午後6時まで)
- https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html
- 記入ページは1ページ
- 記入項目
- ・個人/団体
- ・氏名
- ・職業
- ・性別
- ・電話番号
- ・メールアドレス
- ・ご意見の概要(1.原発0%、2.原発15% 3.原発30%のいずれかを選ぶ:100字以内)
- この3択以外の意見を書いてしまうと「その他」に分類されてしまう。
- ・ご意見および、その理由(2500字以内)
デモに出席される方はコチラ
8.10緊急!大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
日付 :8月10日(金)
時間 :午後6時より(8時に終了)
天気 :WEATHERNEWS:国会議事堂前の天気予報
ブログ :http://coalitionagainstnukes.jp/?p=956
ツイッター:首都圏反原発連合
場所 :首相官邸前(国会記者会館前:画像をクリックすると拡大します)
会場が3つにわかれていて、官邸前、国会前、ファミリーエリアとある。
トイレ :地下鉄丸ノ内線「霞が関駅」A2、A3a出口を降りると改札外トイレがある
交通 :乗り換え案内:ジョルダン
南北線 :溜池山王駅
千代田線:霞ヶ関駅前(国会議事堂前駅は封鎖される恐れがある)
丸ノ内線:霞が関駅
銀座線 :虎ノ門駅
有楽町線:桜田門駅
大阪:
【日時】8月10日(金)
【場所】関電本社前(大阪府 大阪市北区中之島3