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活断層の懸念があるのに稼働された大飯原発(2012.7.18)

東京新聞志賀原発直下「典型的な活断層」「不適格」廃炉可能性
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012071802000109.html

国の指針
 国は活断層の上に原子炉などを設置できないとしている。

志賀原発
 「典型的な活断層の特徴がある」(専門家)の指摘を受けて...
  →保安院が再調査に踏み切る
   活断層の調査結果が出るまで志賀原発の再稼働は認めないとの事
  東京新聞志賀原発の活断層
  

大飯原発
 活断層だという明確な指摘はなく、原子炉の停止は求めない」保安院
  →安全が確認できてないのならば、本来は停止するべき所を、稼働する理由にして
   いる点が根本的にオカシイ
  →北海道新聞:大飯、志賀原発の断層再調査へ 保安院、電力会社に指示(2012.7.18)

経済産業省原子力安全・保安院は18日、関西電力大飯原発福井県)と北陸電力志賀原発(石川県)の敷地内の断層について、関電と北陸電に対し、現地で再調査するよう指示した。調査計画を北陸電は今月25日までに、関電は速やかに報告するよう求めた。

志賀原発は専門家の指摘を受けて、渋々、再稼働を認めないと判断した保安院だが、既に稼働している大飯原発については、活断層だという明確な指摘はなく、原子炉の停止は求めない」との事。そして、大飯原発4号機(118万キロワット)は18日午後9:00に起動した。これで大飯原発3・4号機は、活断層がある懸念があるのにも関わらず、再稼働されたことになる。

大飯原発活断層の詳細について(画像をクリックすると高解像度な画像になります)

(F-6と呼ばれている断層が活断層ではないかと懸念されいてる)

活断層があると何が問題なのか

  • 活断層があると、その地域の地盤がずれることで、その上の建物に破壊的な影響があることと、そういう断層の近くでは地震の揺れが大きくなる傾向があるため、国は活断層の上に原発は立ててはならないという指針をしている。

運用面で問題のある保安院の対応

  • この指針自体は正しいものの、それを運用する保安院が、状況に応じて、原発を稼働したりしなかったりと、ルールの運用面で問題のある対応をしており、非常に懸念される対応をしている。(最悪の場合、メルトダウンのリスクも考えなくてはいけない)

地震大飯原発が壊れたらどうなるか

  • もし、地震が起きて、大飯原発が破壊されてしまった場合、本州全域に放射性物質が降下し、風下にある地域の9000万人が被曝することになる。それを図にしたものがこの下の図。
  • 大飯原発メルトダウンした場合...
  • 偏西風に乗って、本州のかなり広い地域が被曝する事がわかる。