SKY NOTE

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2012.7.6 首相官邸前のデモに行ってきた

デモに行く途中、皇居前で線量計をかざしている人がいて、皇居前の丸い石の下を測ると0.44μsvだった。この線量を年間被爆すると、年間1msvの3.5倍の3.5msv程度になるという数値、東京ですら、この数値であるという事実を線量計でリアルに思い知らされた。ちなみに普通のアスファルトの部分は0.19μsvだった。

  • 2012.7.6 皇居の石(画像をクリックすると拡大します)

そんなこんなでデモ会場につくと、雨がぽつぽつと降り始め、ああ、今日は、沢山来ないなと思ったら、意外や意外、沢山の人が傘を片手に来ていた。その様子を分かり易くハイスピードで表現した動画があるので、それを紹介する。

  • 2012年7月6日の首相官邸周辺デモを60秒で見る動画

この動画を見ると、最後の8時頃になると、かなりの人数が集まっていることがわかる。(地下鉄の出口が警察に封鎖されてデモ会場に入れなかった人もいたようだ)
日本テレビなどは、あまり集まっていない6時台の映像を元に、デモを過小に見せていたようだ。姑息な連中である。隠し通せないと見るや、今度は矮小報道とは、つくづく性根の腐った連中である。

あまりにも混雑していたので、封鎖するというのは、安全上必要な処置だったのかもと思えるが、前回、同程度のデモの時には封鎖していなかったのでどうしてと思わなくもない。今度、デモの交通経路は、手前の駅からの経路と道順を入れておく必要があると感じた。

後半になると道路が開放されて、沢山の傘がまるで、アジサイの花のように見えた。青い傘をしてくる人が結構いた感じ。

雨だから前回の6月29日の半分くらいだろうと思っていたのだが、実際は前回と同程度の人が来たというところに驚くとともに、これで晴れていたら、前回を上回る規模になっているだろうと思った。自分は今日のデモで風邪など惹かないようにしてほしいと切に願った。私はこのデモに希望を感じるのは、老人も子供も、男も女も区別なく、まんべんなく集まっている点、そして、手作りのプラカード掲げて、雨の中、原発反対を訴える姿を見て、これが日本の本当の民意だと思った。テレビや新聞が作る操作された偽物の民意ではないという事が、デモ会場に来ると実感する。

列の後ろの方にいたので、分からなかったが坂本龍一氏も来ていたそう、その動画がある。

坂本龍一氏が話をしているのに、それを遮る人がいて、どうして、そう言うマナー違反するかなと思う一悶着があるのだが、そのあとで「自分は原発容認派ではなく、長い戦いになるのだから、原発の1基や2基が稼働しても、挫けずに抗議していこう」というコメントをYouTubeで聞いて、坂本氏が原発容認派だというデマには、日本テレビがデモを過小に表現する歪曲報道と似たものがあると感じた。坂本氏は、随分前から一貫して原発に反対してきたので、自分は疑っていなかったが、こういう形で名誉挽回されたのは良かったと思う。まぁ連中も嘘を言わないと自分たちの尻に火がついていることは自覚しているらしい。坂本氏を遮るのも、ウソを流すのも、連中が苦しい証拠だと感じる。

デモが終わり、その途端に、雨が強くなってきた。帰り道で道を間違い、経産省前に来ていたのだが、そこでもデモがあり、雨が強く降る中、子供がかっぱを着て、経産省前で抗議している姿を見て、「経産官僚許すまじ」と思った。放射能は子供に最も害を及ぼすのであり、未来への攻撃なのだ。そういう事をやり、しかも、何ら反省がないという点で、選挙になったら、新しい政権には徹底して、そう言うふざけた連中を飛ばして欲しいと思った。そして二度と、這い上がれないようにして欲しいと思った。デモが大規模化しているので、その日は近いと感じた。だから、「見てろよコノヤロウ」と思いながら経産省を眺めた。