SKY NOTE

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嘘を言うようになったNHK

嘘をつくNHK

  • 私は、昔からNHKをよく見ていて、NHKには一定の信頼をおいていた。しかし、最近のNHKは、積極的に嘘を言うようになっていると感じる。例えば、天気予報で、今年の夏は暑くなるとNHKのアナウンサーが喋っていたのだが、私は以前の報道でエルニーニョ現象(冷夏になりやすい)が今年起きると聞いていたので、なぜ冷夏になりやすいエルニーニョ現象が起きるという報道をしておいて、今年の夏が暑くなると言うのかよく分からなかった。というより、アナウンサーの説明の仕方が気に食わなかった。というのは、説明が科学的ではなく、どこそこが判断したというような権威による説明なのだ。人が物事をきちんと説明しようとしない時、その背後には嘘がある。具体的な嘘をつくのは難しい、ボロが出やすくなるからだ。だから嘘を言う人間は、できるだけボロが出ないように、言う内容を曖昧にする。一番都合のいいのは、信頼ある出処の情報という権威による説明なのだが、これで騙される人が多いのだが、こういうやり方は嘘の常套手段なので、権威で説明しだしたら、私は嘘だと疑うようにしている。(私は基本的に権威で説明しだしたら言い訳だ[説明から逃げた]と思うことにしている)具体的で科学的、そして理路整然とした嘘というのは難しい。そういう難しい条件をクリアしている情報を私は真実だと思うようにしている。ただし、自分の知識が及ばないような複雑なものには騙されてしまうわけだが...

専門家にひれ伏す素直過ぎる人たち

  • さて、NHKのアナウンサーの言うことが気に食わなかったので、嘘がつきにくい情報という事で、過去の気象庁の観測データにアクセスしてみた。過去の温度変化のパターンから冷夏か猛暑か読み取ろうとしたのだが、規則性を割り出せず、そういう事ならば、エルニーニョラニーニャで調べてみると、気象庁のページにも今年の夏は、エルニーニョが起こるという予報:気象庁資料:エルニーニョ監視速報(No.236) があった。これを見てNHKの野郎、嘘を言いやがったな」と思った。3.11以降、おかしな報道が目立つので、もはや、この放送局は信用ならんという事になった。だいたい、これほどの大被害をもたらしていて、未だ原発再稼働を主張するという報道をすること自体、世界の常識から言えばオカシイ。というか、原発事故を起こしていないドイツがいち早く脱原発をしたというのが情けない。日本だって発電所は十分にあるのだから、ドイツのような宣言がすぐに出来るはずだった。でも、権威主義的な説明に騙されてしまう人は、権威が「無理だ、デキない、大変だ」と言うと、そのとおりなんだと思ってしまう。素直に。私は素直じゃない、なぜなら、権威だけでは納得しないからだ。私が信じる権威は実力を示してこそ権威、それなしに権威を語るなど片腹痛い。NHKのアナウンサーはきちんと説明するという実力を示さず、権威のみで説明をしていた。(できる事を、敢えてしていない事に疑念を持った)そんなものは、私から見ればクズのクズでしかない。科学的で、きちんと辻褄のあった一流の説明をしてこそ、権威として認める価値がある。三流以下の権威の「名前」のみの説明では、全く信じない。(おれはNHKだから信じろと言われても私は信じない)それが当たり前だと思っている。だから、大の大人が、きちんとした説明を聞かずに専門家にひれ伏すのは、みっともないと思う。自分の耳で聞いて考えて納得して選択しているのではなく、単に権威の名前を聞いて、それだけで判断するというのは、思考停止も甚だしく、みっともない。というか情けない。なぜ、安易に専門家にひれ伏すのがいけないかというと、それは専門家に白紙委任状を出すのと同じだからだ。だから、素人は立場を対等にするために質問する権利がある。その質問にきちんと答えられない時には、NOということもありうるという姿勢こそ、健全な専門家と素人の関係なのだ。そうしないと、私たちは専門家の奴隷になってしまう。
  • 私はNHKであろうと、何であろうと、きちんとした説明ができないものは信用しない。そういう健全な懐疑心がチェック機能となり、大本営発表のような行為に対しての抵抗力となる。そういうメディアリテラシーが今、求められている。専門家という権威に阿らず、その実力を厳しく査定する素人の存在が、より健全な専門家を育てるのだ。

 

  • 「権威とは実力あってのものだ」by ミッターマイヤー(銀河英雄伝説