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SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

東京都内でみつかった24万Bq/kgの「黒い粉」の正体

東京都内で、24万3000Bq/kg(原子炉等規制法で定められた「安全基準(クリアランスレベル)」の約2430倍)という極めて高線量の黒い粉が発見されたと日刊SPA!が報じている。

 日刊SPA!:24万Bq/kgという高濃度の「黒い粉」が東京でも見つかった!!
 http://nikkan-spa.jp/210857
 詳細はSPA! 2012年5月22日(350円)とのこと

日刊SPAからの引用:道端の黒いシミのようなものが問題の「黒い粉」(写真は引き伸ばして補正したもの:解像度を上げて、見やすいように色補正をかけた)

この黒い粉にガイガーカウンタを近づけると2マイクロシーベルトを超えたという。これは非常に高い線量で、この線量を1年間浴び続けると年間17.52msv被曝することになるというものだ。(世界の安全基準は年間1msv)間違っても口の中に入れてはいけない種類のものだ。

その正体は、「藍藻」というものらしい、藍藻は、名前から言って藻の一種だと思ったら、調べてみると細菌類に属するという、よく金魚などを買うときに水質が悪いと水槽のガラスにへばりつくコケ、でも、種類としては細菌の一種、光合成をするタイプで非常に生命力が強いという。これは南相馬市でも発見されており、それは東京のものよりも高く420万Bq/kg。(これで天然の川魚が高線量に汚染された理由が分かったような気がします。川魚は、汚染された藍藻を食べたと考えられます。養殖の川魚が汚染されてなかったのは、汚染されていないエサを食べていたからだと推測されます)
 南相馬市藍藻を検査した結果 420万Bq/kg検出(Cs137+Cs134合計値)
 http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11233214418.html

 藍藻(らんそう)への対処(熱帯魚関連の記事)
 http://www.eonet.ne.jp/~again/2006/m_s_gijyutsu/ranso.htm

上記の記事の引用

藍藻は植物の中でも最も下等な類に属する原始的な生き物で、細菌に近く高等な植物と違って細胞核が無いユレモ目の仲間なのだそうです。こう言った生き物を原核生物と言うようですが、このような生き物が地球が誕生して初めて酸素を作ったとも言われています。この藍藻類は他の高等な植物と違って無機栄養だけでなく細菌などが利用する有機栄養も利用して増殖し、その発生原因の多くは水質が有機物過多によるものと言われています。

生育場所としては、水が淀み、富栄養化したところを好む。つまりセシウムがたまりやすいところに生息し、そして、恐らくは周囲のセシウムを吸着し、高濃縮化したものと考えられる。つまり、この黒い粉は、福島第一原発の核燃料ではなく、周囲のセシウムを吸着し、濃縮し高線量化したものらしい。種類としては水槽に生えるコケ(細菌)と同じ。だからといって安全というわけではなく。非常に高線量なのだから、この「黒い粉(藍藻)」から子供を近づけないようにしたい。

この黒い粉の発見場所は、日刊SPA!の記事によれば「学校の正門や通学路などでも見つかりました。雨水がたまった後に乾いた場所や、風の吹き溜まるところなどで、よく見かけます」という。そういう場所は子供が長靴でバシャバシャやりそうなところですので、水たまりなどに近づかないように子供に教え、また、そういうところに子供が入って服を汚したら、必ずその服は綺麗に洗って放射性物質をキレイに落としてください。

この藍藻は、その特徴から放射性物質を吸着し回収する手段として考えられているという。非常に高濃縮に貯めこむので汚染表土を削って水に溶かし、藍藻をふりまけば、そこで繁殖し放射性物質を吸着してくれる。

自分が思うに、セシウムをこの藍藻に吸着させて、専用の焼却炉(セシウムが除去できるフィルターを設置したもの)で燃やして灰にして、耐久性の高いローマン・コンクリートで固めて300年間置いておけば、セシウム137に関しては無害化できると思う。(300年後だけど)

この黒い粉は、藍藻が乾燥したものなので、風で吹き飛び肺の中に入ると危険です。よって、回収し、周囲に飛び散らないようにする必要があるのですが、安全に回収する必要があります。ですので、下手に回収することを考えるのは辞めたほうがいいと思います。飛び散らないようにして、それを吸い込まないようにすることは当然としても、どの程度の防護が必要なのか、私にもわかりません。ただ、24万bq/kgと非常に高線量なことは分かっているので、この黒い粉に近づかないようにするべきだとは言えます。ちなみにこの24万Bq/kgの数値は、花粉と大体、同じです。

 林野庁公表
 スギ花粉に最大25万3000Bq/kg、旧葉は61万2000Bq/kgの放射性セシウム確認!
 http://www.best-worst.net/news_STUHnQvVy.html

 林野庁:スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(中間報告)
 http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/111227.html
  資料:人体が受ける放射線量の試算.pdf
  最大値は福島県で観測されたスギ花粉で25万Bq/kg
 (Cs137:14.5万Bq/kg+Cs134:10.8万Bq/kg=合計25万3000Bq/kg)
   飛散するスギ花粉の大気中の濃度:平均値:97個 最大値:2207個/㎥
   スギ花粉1個の重さ12ナノグラム(ナノグラム:10億分の1グラム)
   人が一日に吸う空気 成人:15〜20㎥(1.5万〜2.0万リットル)

花粉の場合、1日に吸い込む量が極めて少ないとのことから、それほど、注意は必要ないとのことですが、この黒い粉の場合、肉眼で目視できるレベルの量がありますので、注意が必要です。これが服などに付着し、洗わないでいたりすると、高線量の被曝をすることになります。

自分が思うに、公園や通学路など、子供の立ち寄りそうなところは、くまなくチェックし行政が線量を計測して、この藍藻を回収する必要があると思います。(きちんとした防護装備を職員にさせて)それも雨が降ったあとに逐一調べる必要があるとおもいます。それにしても水たまりが危険な場所になってしまうとは、因果な世の中になったものだと思います。