SKY NOTE

skymouseが思った事考えた事を記したもの

瀬戸内寂聴さんら、経産省前で反原発を訴えハンスト

NHK瀬戸内寂聴さんらが反原発を訴え(2012.5.2)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120502/k10014854951000.htm

首相官邸前のハンストを見て、有名な方がハンストをして下さった。それも高齢の方なので、若い自分としては、何もしていないので恥ずかしい。夕方までハンストされていたそうです。今日は夕方頃から雨だったので大変だったと思います。有名な方が参加されたのでNHKが取り上げて、世間の目を引くようになったことは、反原発運動に追い風になったと思います。

NHKによると市民団体が4月17日から、ハンガーストライキをやっていたというけれどもNHKは、その17日頃に報道していなかったのは職務怠慢ではないかと感じる。「有名な人が出てきてやっと報道するのは、民主主義を背負うジャーナリズムとしてどうなのよ」と感じないところもないが、とにかく報道されて世の中に原発再稼働反対の運動が伝わったことは良かった。

広島と長崎に原爆が投下された事に触れ原発はなくさないといけないと話される瀬戸内さん

瀬戸内寂聴さん、澤地久枝さん、ジャーナリストの鎌田慧さんらが訪れ、法衣に「再稼働反対」と書かれた。鉢巻とつけた瀬戸内さんは、集まった人たちに「広島と長崎に原爆を投下された日本からは原発を絶対になくさないといけません」と話したそうです。そして、原発再稼働に突き進む政府に対しては「何を考えているのかと思った。これまでにないくらい日本の状態は悪くなっている。私のようなおばあちゃんが訴えることで、多くの人に関心を持ってもらいたい」と話されていた。

反原発運動に強力なフォロワーがついて下さり、5月5日の全原発停止に向けて、再稼働反対をし、原発を二度と日本では稼働させないようにするべきだと思いを新たにしました。私もこれからデモなどに参加していきたいと思っています。大事なのは民意です。3.11以前までは、日本は、おまかせ国家でしたが今はそうも言ってられません。老朽化して脆くなっている原発地震の増加、安全対策が十分に施されないまま無理やり再稼働させようとする野田政権、これを黙って再稼働させている間に地震が来て、原発がまた壊れたら日本は終わりです。国際的な信用もガタ落ちになるでしょう。多くの人々が被曝し、チェルノブイリのように数年後にガンで苦しむことになるでしょう。そうなったとき、病室で「あのとき、原発再稼働に反対しておくべきだった」と後悔しても遅いのです。

このブログでは何度も紹介していますが、原発の安全基準は、日本の最近の大地震に耐えられる水準にはありません。耐力が数分の一程度しかないのです。もし、耐力以上の地震が来たら原発はこわれます。「そんなことないでしょ、原発再稼働するってんだから、それ相応に準備しているでしょ」と思う人もいるかもしれない。でも、後藤政志氏など、原発の設計者がそれを言っているのですから、全然準備などしていないのです。それでもやるのです。なぜなら、それを認めた途端に、彼らの企業は潰れます。潰さないで今までどおりの生活がしたい人たちがそう思いたいと言うのが、実際なのだと思います。しかし、現実を願望という主観で考えてはいけません。それは判断を誤らせる元になります。そして、原発に関してそのような考え方をしてしまうのは、とても危険な考え方といえるでしょう。場合によっては自分の命が危うくなるケースも想定せねばならない程、核というのは危険なものなのです。核は、甘い考えの一切、許されない第一級の危険物質です。こと核に関する限りは、通常の発想から切り離して考えないといけません。

充分でない耐震強度大飯原発耐震強度を上回る地震が、ここ8年に3回も起きている)
資料:河北新聞:焦点/最大震度・栗原/震度7、犠牲者ゼロ (ガル:加速度の単位)
 福島第一原発   : 600ガル(設計基準:実際には460ガルで壊れた)
 ストレステスト  : 700ガル(近年の地震に対し、あまりにも過小な基準)
 阪神大震災    : 818ガル(1995年)
 大飯原発     :1260ガル(3〜4号機 耐震性能)
 新潟県中越地震  :2516ガル(2004年)
 東日本大震災   :2933ガル(2011年)
 岩手・宮城内陸地震:4022ガル(2008年:観測史上最高/世界最大)
この地震の加速度よりも少ない大飯原発の数値は「原発は、地震で壊れますよ」と書いてあるのです。

被害想定
大飯原発メルトダウンした場合(その大半が陸に落ち、風下の9000万人が被曝する)

福島第一原発放射性物質の流出シミュレーション

その大半(90%)が、海に落ちていることが分かる。大飯原発の場合、これが風下の陸に降り注ぐのだ。福島原発の場合は陸に落ちたのは10%程度で済んでいるが、それでもかなり危険。現在、テレビは福島の情報を全然伝えていない。本来最も伝えるべき情報を伝えないのはなぜなのか私たちは考えるべきだと思う。もし大飯原発メルトダウンして、福島原発と同程度の汚染が広がったとすると、近畿(2100万人)、中部(2357万人)、関東(4243万人)、北陸(544万人)と日本の大人口地域が風下にあります。日本の人口の70%が被曝します。たかが夏場のピーク数時間程度の停電のリスクの為に、9044万人の人命を危険にさらすのはおかしいのです。電気と健康、どっちが大切かと言われたら私だったら健康です。なぜなら、停電は数時間で何とかなりますが、被曝して癌になったら数年、あるいは、一生後悔することになります。私たちは、そういう比較をしなければいけないほど厳しい状況に立たされていることを自覚しなければいけません。

もし、そこに甘い考え方を持ち込み、再稼働を許し、その時に地震が襲い原発メルトダウンを起こしたら、その責任は、考え方の甘い私達にあります。核とは、そういう甘い考え方を捨てないといけないほど、厳しいものなのです。経済だって破綻します。だれも汚染まみれの商品など買いたくもないでしょうし、国内の農業も土地や水が汚染されて、食料が生産できなくなります。日本人は飢え死にするしかなくなります。そういう意味で原発は全然割に合いません。割に合うと思っているのは、原発で利権を貪ってきた人たちだけです。私達には、何のメリットもありません。私たちは節電をし、自然エネルギーバイオマス発電を普及させ、電力が自給できる社会を目指すべきです。それは御用学者が言っているほど実現不可能なものではありません。彼らは国民を専門知識で煙にまき、時には恫喝し、私達の社会を自分たちの利益にそぐう形にしようとしています。3.11以前は、それが通用していましたが、もう通用しません。これほど、原発がリスクの高いものであることを知った限りにおいて、そういう恫喝やコケ脅しに市民が騙されると思ったら大間違いです。もはや原発を一基たりとも動かすべきではないのです。なぜならば、いつ地震が起きるかわからない上に、その地震に耐えられる性能の原発が日本には一基もないからです。だからこそ、原発推進派は嘘を言うしかないのです。そして、虚勢や恫喝によってでしか自分の意見を主張することが出来ないのです。実態のない安全を吹聴し、国民を安心させ、自分たちは今まで通り利権を貪るというのが連中の魂胆です。それほど、最近観測された地震は大きな数値なのです。過去に想定していなかったレベルの地震の揺れが、この危険な状況を生み出しているのです。私たちは、原発を全て停止して、このハイリスクな状態から抜け出さないといけません。5月5日にそれが達成されます。そして、再稼働させないことで、それを永続させること、それが皆さんの健康と安全にとって最良の選択なのです。だからこそ、脱原発原発再稼働反対なのです。